支援者の心構え

信頼関係を深めるには?

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石鍋てるみです。

子どもに親の考えを伝え
受け入れてもらうには
信頼関係が必要です。

自分の身に置き換えると分かりますが
どんなに、正しいことを
教えられたとしても
相手に対して不信感や嫌悪感がある場合には
言葉を素直に受け入れる気にはなれないものです。


子どもも同じです。

まだ、自我が育っていない時期は
親の言うことを全面的に
信じ受けれられるものです。

親が子どもに殺されてしまうという事件が
あるたびに、子どもに殺意まで抱かせてしまうような
親子関係のもつれは
いつどのように始まってしまうのかと
悲しい気持ちになります。

生まれた時は、みんな親を信じ
依存していた赤ちゃん。
それが、親が敵のようになってしまう。

親はどうしたら、
子どもから信頼を得られ続けることができるのか?

親自身が子どもに伝えていることと
行動が一致していること。

子どもとの約束を守ること。

どんな状況でも一貫した言動で
対応できていること。

子どもを都合のいいようにコントロールしないこと。

そんなことが私のイメージの中にはあります。

「挨拶をしっかりしなさい」って
挨拶を子どもにさせようとするだけで
自分は挨拶しない親御さんを見たことがあります。

子どもが物事を自分で考えるようになった時に
やはり、そんな親を信頼できなくなるでしょう。

もう一つ、よく思うのが
感情を受け取ることがうまくできないと
親子の信頼関係は育ちづらいと感じます。

言葉ではなく、感情です。


子どもが、親の言うことをきいているけれど
素直に受け入れていないな
文句がありそうだなっていうのを
近くで見て感じることがあります。

けれど、お母さんは
その子どもの感情を知ってか知らずか
特に触れようとしません。

その場は、反抗もしないし
親の思うままになっているから
あえて問題視しないわけです。

でも、これが日常的に
積み重なっていくと
子どもは、自分を理解してもらっていないと
感じてしまい
親に対して不信感を抱くようになると思います。

逆もあります。

親の期待通りに子どもが応えてくれなかった時
「大丈夫だよ」「頑張ったよね」って言葉で励まして、
親として子どもに気遣った言葉をかけたとしても
本音の部分で、なんでできなかったのかって
子どもを責めるような気持ちがあった場合
その感情は子どもに伝わります。

それが、子どもは自分をダメなやつだ
否定されたと感じてしまうのです。

感情が伝わってしまうというのは
厄介です。


親子で価値観や観念が違うことで
お互いの感情が行き違い
それが親子関係を拗らせる原因にもなります。

この摩擦を減らすには
子どもといえども
自分とは違う価値観を持っているということを
認めることしかできません。

違って当然なんだって受け入れることです。


そうすれば、子どもの素直な感情に気づき
向き合おうとする気持ちを持つことができます。

実際、全て受け入れられることはないですが
理解しようとしている気持ちは
子どもに伝わると思います。

そんな努力の積み重ねで
ゆっくり親子の信頼関係は
作られていくものだと感じています。


親に認められたい喜んで欲しいと思う
気持ちの強い優しく強う子どもほど
親のちょっとしたネガティブな感情に
気づきがちです。

そして、傷ついてしまう場面も
多くなりがちです。

従順な子どもに対しては
より注意して、隠された感情に気づく
必要があると思います。


子どもの言葉、態度ではなく、
感情に目を向けてみましょう。

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