コミナスブログ 支援者の心構え

イクメンってどんな存在?

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石鍋てるみです。

イクメンという言葉が
聞かれるようになって
どのくらい経つでしょうか。

2010年には流行語大賞にも
ランクインした言葉ですから
浸透した言葉になっていますよね。

ちょっと育児をしただけで
「俺はイクメンだ」と
口にするパパを見ると
ママ側からは「私はもっとやっている」と
ダメ出しされることもあるのではないでしょうか。

何気に育児をやっているパパほど、
「そんなのは当たり前」と、
自分でイクメンと名乗るのは
抵抗があるように見えます。

『一時保育専門コミナスキッズ』にも
主な送迎がパパという場合も
多くあります。

育児は夫婦2人で協力し合うのが
当然でしょっていう思いがある私でも
どこかで、育児に協力的なパパを見ると
過大評価してしまう自分が出てきます。

(男性なのに、がんばってるな〜)
(仕事から帰って、夕食も作ってえらいな〜)

そんな気持ちが湧いてきます。

夫が育児に積極的ではなかったと
私は感じているので
(夫は、かなり頑張っていたと言ってる)
送迎に来るパパを見ると
感動してしまいます。

出産するのが母親しかできない限り
子どもを守る責任は母親だという
認識はできてしまうし
育てる責任も母親と考えられてしまうのは
仕方ないことかもしれません。


父親は育児をサポートするという
位置付けがあるから
イクメンという言葉もできたのでしょう。

父親は、育児の中心人物というよりも
母親をサポートするという役割。

そのサポートが多くできる夫がイクメン。

頑張っても、ママが不足を感じていれば
イクメンにはなれないのかもしれません。

出産前、育児中に
夫が離れていってしまったり
都合のいい時だけ、
しゃしゃり出てきて迷惑という夫もいます。

そんな夫に対して
愚痴をこぼしていく
お母さんもたくさんいます。

イクメンという言葉に抵抗がある
お母さんがたくさんいることも
実感しています。


育児のサポートは夫だから
必ずやらないといけないと思い込むと
トラブルの元になることもあります。

育児のサポートが上手にできる人が
あなたの近くにいる夫であれば
ラッキーだというくらい
大きな期待をせずに構えていた方が
いいかもしれません。

お母さんの期待通りに動ける父親は
稀な存在だと思います。

もっと、育児に参加してほしい時には
具体的にやってほしいことを伝えましょう。

お母さんだってやりたくないこと、
苦手なことは相談してみましょう。

夫が無理なら、他を当たりましょう。

手間がかかることもあるでしょうが
その積み重ねで、
育児がスムーズに進むようになれば
ラッキーです。

育児分担は夫婦で作り上げていく
努力が必要です。

お互いに過剰に期待しすぎず
時に諦め、赦しあいながら
自分たちの育児を作ってほしいと思います。

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