コミナスブログ 支援者の心構え

『気質』を捉えた関わり方

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石鍋てるみです。

これまで、私は多くの子どもと
関わってきました。

特に0歳児には
密に関わることが多かったのですが
生後間もないのに
それぞれ個性があって
同じ状況であっても反応が全く違うので
人間って不思議だなと
いつも感じていました。

こうした生まれつきの特性を
『気質』といいますが
毎日、いろんな子どもを受け入れる上で
子どもの特性を大きく掴むことは
対応を考える上でとても大事だと感じています。


アメリカの精神科医トマス・チェス夫妻の
『気質』の研究によると
9つの気質を測る側面を組み合わせることで、
「扱いやすい子」「扱いにくい子」
「順応が遅い子」「平均的な子」の
4つのタイプに分けました。

大まかにいうと
「扱いにくい子」は睡眠や食事などが不規則で、
不快感に非常に敏感な子どもです。

「順応が遅い子」は、
新しいことに対して不安を感じ、
回避しがちです。

「平均的な子」が35%、
「扱いやすい子」は40%で、
残りの25%が「扱いにくい子」
または「順応が遅い子」となっていて
4人に1人はいわゆる“手のかかる子ども”という
結果が出されています。

子どもの気質によって
大人の接し方も変わります。

扱いやすい子どもの場合は
安定した気持ちで接することができ
良好な関係を築きやすいです。

でも、“手のかかる子ども”と関わる場合は
たいへんなエネルギーを要します。

対応するにもストレスを感じることも多く
ついイライラして、
言ってはいけない言葉を使ったり、
厳しく叱りすぎたりしてしまう傾向が出てきます。

この場合、愛情を感じにくく
大人側の時間や気持ちのゆとりのなさが
その傾向に追い打ちをかけるといった
ことも起こりうります。


こういった、子どもの特性を
客観的に捉えておくことで
関わる上での対応の仕方
子どもとの距離感
声掛け、行動の調整などを
その都度考えながら
保育をしていくのです。

私も人間ですから
この子どものタイプは
苦手だなと感じることがあります。

イラッとすることや
想定外の行動に動揺することもあります。

子どもによって
対する自分の気持ちが変化するのがわかります。

そんな自分を意識して
自分の気持ちを調整しながら
子どもの気質を考慮した
保育を心がけています。

『気質』に関して、
理解しておくべきことは
「基本的には変わらない」ということ。

気になる部分を何とか変えてあげたいと思って、
つい、頑張ってしまいがちになる
親や保育者もいます。

育児においては、
変えられる部分と変えられない部分が
あると思います。

『気質』は変えられない部分です。

消極的な性格を積極的には変えられないし、
五感が敏感な子を鈍感にすることはできないのです。


急に、本来の子どもの『気質』を
変えようとするのは、
プレッシャーをかけ、子どもを困惑させます。
子ども自身が否定されたと感じてしまいます。

育児で変えられることがあるとすれば
子ども自身が変わろうとするのを
助けることです。

社会生活で適応しにくい部分を
経験値を増やすことで
克服できるかもしれません。

子どもの『気質』は守りながら
社会で気持ちよく生活できるように
サポートしていく視点が養育者には
必要だと思います。

一人一人が違うので
手探りの毎日ですが
子どもの本来の特性を
大事にして保育をしていきたいと
思います。

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