コミナスブログ 子どもの病気

病気の時こそ大事なチャンス

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石鍋てるみです。

胃腸炎症状のお子さんが
増えてきています。

風邪症状に重なって
発熱と下痢がある
受診すると夏風邪と言われるもので
熱のわりには元気もあるし
食事もほどほど食べられている感じです。

でも、保育園にはもちろん
登園できません。

解熱まで数日かかる傾向なので
保護者の方が困っている様子が
伝わってきます。


熱の方も、この暑さでは
体温調節機能が未熟な子どもは
すぐに熱がこもって
熱が上昇してしまうので
判断に困っている様子も見られます。

元気だったりすると
暑さのせいなんじゃないのかと
何回も測定してしまいます。
その気持ちよくわかります。

嘘であってほしいですよね。

でも、子どもはみんな
このように、感染症にかかることで
身体を強くしていきます。

ある意味、仕方のないことで
自然の中で生きていくためには
必要なプロセスだと思って
対応していくしかありません。

発熱の数字だけを気にするのではなくて
機嫌や食欲、活動の様子が
いつもと比べて異常はないか
全体的に観察することが大事です。

下痢であっても、
それを悪いことだと捉えずに
身体に毒になるものが
排泄されていると考えれば
無理に止めることは必要ありません。

排泄物の処理を
しっかり感染対策を行なって
早く出せるように
綺麗な水分を少しづつ与えながら
腸を洗う気持ちで関わると
だんだん毒素が抜けて
スッキリしてるような
気持ちになってきます。

こまめに、常温のお水を飲ませ、
食事も、脂肪分の少ない
消化しやすい暖かいもの
腸を通り抜けやすいものを
意識して、与えてあげることで
回復力は上がってきます。

そうやって、身体が回復しようとしている
様子をイメージしながら
優しく関わることで
早く治癒していくことができます。

食事を欲しがらなければ
まだ、食べられる状況になっていないと
捉えてみましょう。

子どもの身体の声を聞こうと
繰り返し意識して関わることで
親も、だんだんと子どもの身体の様子を
見極める力がついてきます。

繰り返される病気は
子どもの身体のサインを見る練習のために
あるのかもしれません。



医師にお任せするばかりでなく
親が中心になって
子どもの身体を治そうとする
意識を持ちましょう。

子どもへの関心が高まると
子どもの小さな変化に
気づきやすくなります。

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