コミナスブログ 日常からの気づき

保育士不足の現場をどう変えるべきか

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石鍋てるみです。

先日、認可外保育園の代表が
集まる食事会に参加してきました。

認可外保育保育園の専門サイトへ
掲載を依頼したことをきっかけに
サイト運営の方と繋がり
今回、お誘いをいただくことになりました。

認可外保育園といっても
企業主導型が目立ちました。

定員、規模もそれぞれで
私のような形で個人で運営しているような
保育園は少ないですし、
一時保育だけ専門でやっているというのも
珍しい形式です。

話題は、もちろん保育のことが中心で
代表の方が主な参加者ですから
保育経営での悩みの共有が多かったです。

どこも、保育士の確保には
苦労している状況は切実でした。

本来、採用は園の方針の理解や、
人間性など重視して採用したいところですが
とにかく運営施設基準を満たすために
保育士の数を揃えることだけで精一杯の状況。

とにかく、応募者が来ただけでも
ラッキー。

とにかく来たら採用する。

人間性、スキルなどは
現場に入ってからに期待するしかない感じです。

保育園を運営していくためには
とにかく、職員の数が
まず大事になってしまうのが現状です。

そうやって、良い保育士が
採用できればいいのですが、
やはり、人間性、適性がないと思われる保育士も
いるというのが現状です。


子どもにとっては、
質の良い保育士を揃えすべきだし、
人件費もそのような保育士の採用のために
多くをかけてくべきだと思うのですが
現実は残念ですがそうはいかないようです。

どんなサービスも人が関わるわけですが
特に、保育は子どもが初めて集団と出会う場所。
親以外の大人と深く関わる場所です。

保育士は子どもの人生のスタートに
関わる重要な大人の役割を担っています。

せめて採用時には保育士としての
人間性、保育観などは備えている
人材が保育士資格を持つべきだと思います。

そこまでがクリアされているところから
採用時には、さらに園の方針や
理念といったものを理解した保育士が
採用ができる状況になるべきだと感じました。

保育士不足の解消は難しい問題です。

でも、最低限、適正のない人は
保育士資格は取れないといった
厳しさも必要だと思います。

明らかに、子どもとの関わりができない
社会性がないと思われる人が
保育士資格を持って
応募にこれてしまうのです。

保育士の数が定数を満たせば、
現場が助かるというのも違っています。

現場は、そういった保育士を投入されることで
その人の教育に手がかかり
本来子どもに向けるべき労力が
職員教育へ分散されてしまい
保育が疎かになってしまう現場が
増えています。

こうなると、逆に不足していた方が
まだマシだったということに
なってしまいます。

質の高い保育ができる人を
しっかり排出できる保育士の教育から
見直してほしいと思います。

保育士の社会的立場を向上させることが
とても大事だと思います。
ただの子守りをする人ではありませんから。


保育園は子どもをただ安全に過ごすだけの
容器ではありません。

子どもにとっては、
そこが人生の土台作りの場所ですし
大事な時間の大半を過ごす
生活の場所なのです。

私の偏った意見になってしまいましたが
子どものためにも
最低限の社会性、人間性を持った
人材をいつでも確保できるような
社会の仕組みに変革してほしいと思いました。



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