石鍋てるみです。
子どもの自己肯定感を
育むためにはどうしたらいいのかとか
こうすれば、高めることができます
というような内容が
育児関係の情報にはたくさん並んでいます。
親の言葉掛けの注意点や
ポイントなど具体的に
示されていることもあって
育児に注意して取り入れているという
お母さんもたくさんいます。
子どもを認めて、
肯定的な言葉かけをするとか
子どもの存在をありのまま
認めることが大事など
子どもの存在を親が肯定的に認めることが
重要ということもよくきかれます。
確かに、これらのことは
とても大事なことだと思います。
でも、私がもっと大事だと思うのは
もう少しシンプルなことなのかなと思っています。
子どもがお母さんの役に立てていると
感じられることが大事なんじゃないかと思うのです。
ただ、お母さんの役に立っている
自分であると感じられることです。
お母さんに対して
自分が大事な存在になれていると
感じることができた時
子どもは自分の存在の価値を
実感できると思います。
その経験や思いが繰り返されながら
自己肯定感を高めていくことに
つながると思うのです。
それが、赤ちゃんのうちから
感じることができるのは
お母さんの笑顔だと思います。
我が子に微笑みを向けられた時
私たち母親はとても幸福感を感じますよね。
そして、嬉しくて笑顔で応えると思います。
この時、子どもは自分が笑うことで
お母さんを笑顔にすることができた
喜ばせることができたと
意識の深いところに
お母さんの役に立つことができた自分を
喜びの記憶として刷り込んでいきます。
こういった日々の交流の中で
自分がお母さんに役立つ存在で
歓迎されている存在なんだと
感じることができます。
そうすると、他の人にも自分は
役立つことができる存在になれる、
歓迎される存在だと自信がついていきます。
これが、自己肯定感になって
社会でも安心感と自信を持って
生きていくことができるようになると思います。
母親であるあなたが
子どもが生まれたことを
心から嬉しいと感じ、
それを子どもに伝えるだけで
子どもの自己肯定感を育む土台は整っています。
親の思いは、良くも悪くも
子どもにすぐ伝わります。
子どもがいてくれるだけで嬉しい、幸せって
思っている親を感じとれている子どもは
自己肯定感はしっかり育まれていきます。
子どもは、みんなお母さんに
喜んでもらうために生まれてくるのですから。