石鍋てるみです。
昨日のアルバくんの手術、
無事終わりました。
傷口をいじらないように
エリザベスカラーをつけているので
動きづらそうですが
あとは回復を待つだけです。
2週間後の抜糸の日まで
傷を保護することを第一に
見守っていこうと思います。
娘と一緒にアルバを迎えに行ったのですが、
アルバを飼ってから娘が変化してきたのを
感じていたのですが、
昨日は特にそれを目の当たりにしました。
術後のアルバと対面した時
私よりもお母さんのように
『偉かったね〜」ってよしよしして
愛情たっぷりに抱っこしていました。
「痛いかな?」
「こんな抱っこでだいじょうぶかな?」と
優しい心がけがたくさんできて
その気持ちを自然と表現することができています。
子犬を迎えたばかりの時は
まだ、少し距離感があったのですが、
今では、学校から帰ってくると
「アルちゃ〜ん!かわいい〜!」って
すぐにスキンシップをとるように変わってきました。
それまではあまり、愛情を外に出すことが
少なかった娘ですが
「とにかく、かわいい!」って表現する姿を見ると
私の方が嬉しくなってしまいます。
無条件に生き物を愛でる気持ちを
持っているということは
当たり前のようですが
それを確認する機会は
今は少なくなっているのかもしれないと思います。
ものと自分、同じ年齢層、知人との関係だけで
解決してしまう日常が増えていて
愛おしさを感じて何かに接する時間って
どのくらいあるのかなと思います。
『一時保育専門託児ルームコミナスキッズ』は
自宅を使って行っています。
そこで、うちの子どもが休みの時は
保育中に顔を出すこともあったのですが、
最近、娘は興味を持ってくれることが
増えてきた気がします。
「この子、何歳?」
「10ヶ月の子ってもう立てるの?」
「話が通じてる〜。かわいい〜」
こんな風に私に尋ねてくるようになりました。
繰り返しやってくる子に対しては
お互いに慣れてきて
一緒に遊んだりする姿も見られてきました。
子犬でも、赤ちゃんでも
何度も触れ合う機会があればあるほど
理解が進むし、愛情も湧いてくるし
関わる側の娘も自分の優しい、
駆け引きのない無償の愛情の気持ちがあるという
経験を重ねることは
本当にいい学びになっていると思います。
こんな経験を多くの人にしてほしいと思っています。
私が保育の中でお預かりした子ども達と
地域の人との交流を大事にしているのは
こういった経験を増やしてほしいからなんです。
子どもは、癒しの存在です。
ただ、そこにいるだけでまわりの人を
本来の優しい気持ちにさせてくれます。
子どもに無償の愛を注ぎたくなります。
そして、たくさんの人から
無償の愛を受けて育った子どもは
その愛をまた人に分けられる人になれます。
こんな循環を作っていきたいなと思っています。