シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
あなたは、子どもに習い事をさせてますか？
私も今まで女の子はエレクトーン、
男の子にはサッカーなど習わせていました。
このころの私は、
何か、一つくらい
習い事をさせるのが、親の役割
と思っていたところがありました。😊
お友達の子どもが
水泳や、ピアノ、英語など次々と習い始めるときけば、
そのたびに、何か習わせなくてはと思っていました。
そこで、いろいろ、体験をさせてみたり、
『〇〇ちゃんも、やるみたいよ』など、
何気に、やる方向へ誘導してみたり・・・。😌
そして、子どもがやってみたいという言葉があれば、
決心して始めさせるのですが、
子どもも、始めたのはいいものの
やはり途中で辞めたいと言い出す事態は起きます。
『やってみたら、思っていたのと違っていた。』
『おもしろくない。』
こんな言葉で、訴えられます。
その言葉に対して、親の判断が試されます。
子どものためになんでも、
やらせたいと思う反面、
『習い事は、まずは本人のやりたいと思う気持ちが一番大切。
それがないと、やらせても意味がない』
とも思う自分もいます。
一度やり始めた事を、途中で諦めるのは良くない事。
何事も続けられない子になってしまう
根性のない子になってしまうかも。
今、お世話になっている先生やお友達に悪い
今までやってきたことが無駄になるなど、
親の方の執着やわだかまりも出てきます。😔
つまり、やめさせられない。やめにくい。断れない。
そして、返事を引き延ばし続けさせても、
子どものやる気はすでになくなっていて、
休まないとしても、練習に身が入らない、
今日は休みたいということも増える。
そんな状況になってきます。
やめられないのはだれのせい？
月謝だけが、コンスタントに支払われ、
嫌がる習い事を、何を目標にやらせているのか
もはや、わからなくなってきます。
さあ、どうしましょう。
答えは、簡単。
色々考えずに、
本人にやる気がないなら、やめる。
また、やりたくなれば、
そのときまたやればいい。
この問題を繰り返すうちに
シンプルに
こんな結果に行きつきました。
子どもは嫌な習い事をしなくて済むし、
親も月謝を払わなくて済む。
この月謝の分を、
一部子どものおこづかいや、
親子のお楽しみに使えばいいのです。💛
そうすれば、両方しあわせ。
悩んでいる時間、
気が進まない時間を費やすことこそ
もったいない。
子どものためにといいながら、
実は、親の劣等感や、見栄で
子どもに期待してしまっていた気持ちも
隠されていたもことに気がつきました。
子どもは、どんな環境の中でも
自分を成長させようとする力は必ずあると
信じています。
興味のあること、
好きなことは、自然と続けてやっています。
今は、子どもも大きくなっていますが、
途中で習い事をやめたからといって、
忍耐力のない子になってしまったかというと、
全くそんなことはありません。
好きな道を見つけ、
子どもたちそれぞれが
頑張ってくれています。
親が想像する以上の可能性を
発揮することもあると思います。
はじめから、大人のこうあるべき、
これを身につけるべきというような
こだわりの中で物事を決めなくても、
子ども自身の出会いの中で見つけていくと思うのです。
子どもへの期待を
やめられないのは、
親である自分の勝手な思い込み
執着や劣等感であることが多いのです。
あなたは、やめたいけれど
やめられないことはありますか？
それは、どうして、やめられないのですか？
