シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
毎日のように、親子間での事件の
ニュースが報道されています。
その度に、子どもを育てるときに
一番大事なことってなんだろうって
考えてしまいます。
あなたは、なんだと思いますか?
親が考えている価値観に
子どもを合わせようとすることや
いわゆる社会での普通に合わせることに
重きを置いて教育してしまう。
目の前の子どもの現状と
親が思う理想にギャップがある。
子どもの育ちのスピードよりも
先走った理想を掲げて
がんばらせてしまう。
子どもが何かを克服できること
達成できることに焦点を合わせて
育児をしていくと
常に上はあるわけですからキリがありません。
完璧な人間はいませんから、
思い通りにならない姿が目について
育児が辛いものに感じてしまうのです。
子どもが、こうなってくれない。
子どもが、〇〇できない。
子どもが・・・が口癖に
なっている人はいませんか?
そうだったら、要注意かも。
子どもが・・・という主語で
育児をしていると
子どもは親の期待の中にいますから
子ども本来の自由は拘束されて、
無意識であっても
親のコントロールの中でしか
動くことができなくなります。
この目に見えない枠を
強固に作れば作るほど
子どもの心の抵抗感が強まることは
いろんな場面で感じることです。
親の方も、それに対抗して
バランスを取ろうとするので
心の引っ張り合いが起こります。
プッツンと、切れてしまうか
引き合いのままお互いが共依存するか
歩み寄って緩め、近づくか
お互いの選択で親子関係の結果は示されます。
ときには、殺人傷害事件に繋がったり
精神疾患に苦しんだりという
望まない方向に進んでしまうことも
こんなことが原因の一つになっているのです。
はじめから、親子間に
引き合いの関係を作らないことが
理想かと思っています。
そのためには、
まず、親が自分を知ること
自分軸を持つことが必要だと思います。
子どもが・・・と考えず、
まず、自分がどうあるべきかに
集中することかと思います。
子どもは、親から見たら
何もわかっていない
守ってあげたくなる存在に見えます。
でも、子どもは子どものタイミングで
必ず成長していきます。
今はできなくても、
あなたが、子どもにとっての見本を示していれば、
子どもはそれを指標にして
子ども自身で育っていきます。
明らかに子どもができないことは
もちろん助けるべきですが
子どものことは
子どもに任せていいのです。
まずあなたが理想の自分になることに
注目しましょう。
例えば、あなたが不健康な食生活をしていれば
子どもも同じ食生活になります。
あなたが、愚痴ばかり言っていれば
子どもも同じようになります。
あなたが、勉強しない人ならば
子どもも同じようになります。
特に自我が育つ前の10歳前後までは
親の影響は大きいです。
その頃に子どもは自分の人生を
自分なりに作り始めます。
できるだけ、良い状態で
スタートを切れるように
整えてあげたいと思いませんか?
子どもに幸せになってほしければ、
あなたがまず毎日を幸せに生きることが
大事だと思います。
もうじき新年度が始まります。
子どもにばかり必死になっているなと
感じるのであれば、
自分は今幸せかを見直してみましょう。
そして、新たに気分で
自分磨きを始めませんか。