シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
夕べから雨が降る続いています。
こんな日は、ゆっくりと読書や映画でもみて
くつろごうかなって思ったのですが、
さっき、お風呂掃除に入ったら
天井にポツンと黒カビを
発見してしまいました。
毎日見ているつもりでも、
天井を見上げることが少ないのか
目に入っても気づかないのか
こういった汚れってあるとき、やたらと
目にはいる時がありませんか?
こんなことがあると
目に入ってくる情報を
全て見ることができていないことに
気がつきます。
もう一つそんなことを感じるのが
探し物をしているときです。
携帯電話をどこに置いたのか
忘れてしまうことがあって
いよいよ家族に探して!って
声をかけたとたん、
『ここにあるじゃん』と
言われた時。
何度も見たはずの場所に
ちゃんと置いてあるんですよね。
でも、この時までは見えていなかった。
不思議なものです。
きっと、心のどこかで
ここにはないはずと思い込んでいるから
見えていても見えていないことが
起こるのかなと思います。
今朝は、このお風呂の天井のカビ取りから
はじまりました。
そうすると、見えなかった汚れが次々現れます。
結局お風呂の大掃除になってしまいました。
今は、風呂釜掃除のために
液体につけ置き中の時間を使って
このブログを書いています。
汚れに注目したとたんに
たくさんの汚れが見えてきたように、
人の見方も同じことが言えると思います。
自分が注目することが
見えてくるという現象です。
例えば家族の事でも
夫と子どもは全て欠点だけを
持っている人間ではありません。
でも、悪いところばかり目につく、
そこに注目してしまう理由は何なのか?
夫の悪いところばかり目につくのは
私の中に夫には任せておけない、
自分の方が正しいと思い込んでいるから。
子どもの悪いところばかり見えてしまうのは
私がこうあってほしいと思い込んでいる通りに
なってくれていないと不満があるから。
人の悪いところばかりが
見えてしまうことは
結局は私の心の持ちようから起こっています。
夫にも子どもにも良いところ
頑張っているところ、
素敵なところがいっぱい目の前にあるのに
見ようとしない自分がいるせいで、
欠点ばかり目についているわけです。
それをみると、自分が夫に負けた気になったり
自分はだめだと感じたり
子どもを高く評価してしまことで
親ばかになってしまうと感じたりするので
素直に見ることができないのです。
根っこには自分を正当化しておきたいとか
自分を認めてほしいといった気持ちが
人をそのまま認めることができないことに
なっていることが分かります。
自分が心を開いて、
周りをフラットな気持ちで見ることで
見えなかったものがたくさん見えてくると思います。
『あなたのここが素敵だね。』
『こんなところがいいところだよね』って
お互いに言いあえる関係の方が
悪いところを指摘しあうよりも
楽しいですよね。
良い面も悪い面も
どちらも見ることができることに
意味があると思います。
お風呂の黒カビは、
悪いことだけれど、
気がつけば取り除くことができます。
私も自分の悪いところに
気がついたのですから、
改善しようと思えるわけです。
どちらか一方に偏りことなく、
多くの物の見方ができるように
なりたいと思います。
そのためには、
自分の心の持ちようを
フラットにしておくことが
大事かなと思っています。
先入観や偏った思い込みを一つでも外して、
素直に物事をみることができるように
成長していきたいです。