シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
先日、近所の交差点で信号待ちをしていた
卒園児に会いました。
声をかけると、はじめは
『このおばちゃん誰だ?』って顔をしてましたが、
『あ、ナース!』(保育園ではこう呼ばれてた)
って、あのかわいい笑顔を向けてくれました。
(忘れられてなくてよかった・・・)
(マスクで顔半分隠れていても、
わかってくれたのね。うれしいよ。)
(やっぱり、この子たちの笑顔をみると
癒されるわー)
一瞬の中にいろんな感情が湧いてきます。
子『これから、学童行くんだ!』
私『そう、学童に1人で行けるんだね。大きくなったなー』
子『あのね・・・』
私『なになに?』
子『この前ね・・・。おばあちゃんとね…』
私 『うん、うん』
(信号が青になっちゃうよ、早く話して、なに?)
子 『えーっとね』
私『うん』 (なんだ?ほら、早く)
子『おばあちゃんちに行ってね、それでね~』
私『うん、うん』(それでどうした?急げ!)
子『お年玉がね、合わせたら一万円になった』
私『すごい!〇〇くん。お金持ちじゃん!
今度、ナースに貸してちょうだい。』〇〇くんは大笑いして、
青に変わった信号をみると、
『いいよ‼貸したげるね。バイバイ!』って
走って学童へ行っちゃいました。
ほんの、短い会話でしたが、
数年前の保育園に戻ったみたいに
楽しくて、癒される時間でした。
卒園児も大きくなると、
だんだん軽くあいさつを交わすだけに
なってきてしまうけれど、2年生の○○君は
まだ私に嬉しかったことを話してくれました。
今思うと、時間なんか気にしないで、
もっと話を落ち着いて聴けばよかったと
後悔するくらい、貴重な時間でした。
お年玉を貸してくれると言ってくれて
ありがと。
いつまでも、やさしい〇〇くんでいてね。
また、会ったら、私のうれしかった気持ちを
ちゃんと伝えたいと思います。
近所でこうやって卒園児に会えるのは
嬉しいものです。
この子たちがいつでも何かあったら
『ナース!』って気軽に訪ねてくれるような
存在になりたいなと改めて感じました。