シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
いつも、テレビはあまり見ないのですが、
昨夜は、昨年3月死去した志村けんさんの半生が描かれた
ドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』を観ました。
小さい頃は、ドリフターズの【8時だよ!全員集合】は
毎週末の楽しみの私でしたから、
荒井注さんがやめて、志村けんさんが
入ったときの気持ちを今でも覚えています。
ドラマにも、小学生くらいの子どもが
言っていたように、私も
『新人は面白くない。なんで注さん辞めちゃうの』
なんて、確かに友達と話していたなと
自分の見る目のなさを懐かしく思い出しました。
そのあとの、志村けんさんのコントの世界は
あの頃では想像できないくらい広がって
亡くなってしまった今でも、楽しませてくれます。
私が志村けんさんを大好きなせいもあって、
DVDなどを小さい頃から見ていた
家の子どもたちは、
やはり、影響をうけていて、
末っ子とは、明治座の『志村魂』を
見に行くほどでした。
日常の人間観察から作られるキャラクターは、
大げさだけど、こういう人いるよねって
思える人ばかり。
私は特に《ひとみばあさん》が大好き。
人間のかわいいところや、どうしようもないけど
一生懸命に生きている姿を感じて
見るたびに心が癒される気がします。
周囲の他人にどんな評価をされようと
どうやったら、人を楽しませることができるかと
真摯に取り組む姿は、本当にプロフェッショナルだと
思います。
周囲の評価はその時の一面を見ただけの
物にしかすぎません。
本質の部分で、自分を信じることができれば
周りの評価を気にすることはないし
愛を持って取り組めば、伝わる人には伝わっていって、
仲間が次第にできていくということが
これからの時代に大事なメッセージがあるように感じました。
ドラマでのキャスティングも、
本当に本人のように見えてくるくらい
コントやギャグを体当たりで模倣されていて
本当のドリフターズのメンバーが集まっているような
気がするくらいでした。
今は、家族そろってテレビを見ることも
なくなってきました。
でも、昨夜は久しぶりにみんなで
テレビを見て、一緒に笑いあうことができました。
お笑いってすごい力がありますよね。
笑うと身体の中から元気になる気がします。
我が家にとってお笑い番組は、
家族みんなで見ることができる
共通の楽しみだと思います。
どんなものでも、家族みんなが好きなこと
子どもの頃と同じ気持ちになって楽しめるものは
本当に大事なものだなと感じました。
志村けんさん、
もう一度ご冥福をお祈りします。
ありがとうございます。