シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今年も残すところ3日となりました。
大掃除は終わりましたか?
すっかりきれいになって、
お正月の飾りも整え始めたという人もいれば
まだ、やっと昨日仕事納めで、
今日から大掃除という人もいるかもしれませんね。
私は、換気扇や網戸などの掃除は
春の暖かい日にやるのですが、
床は、汚れるのでこの時期は
床を拭き、ワックスがけはやるようにしています。
その前に大変なのはまず床の雑巾がけ。
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モップを使ったりもするのですが
やはり、昔ながらの雑巾がけが
一番汚れが落ちる気がして
家族みんなが出来る時間を設定して
一斉に床磨きをしてもらいます。
この雑巾がけって、かなり体力が必要で
いい運動になります。
真面目にやると、息が上がり
四肢や体幹部にかなり力が必要なのが分かります。
今、幼稚園、保育園、学校で
雑巾がけを行うところは減ってしまいました。
昔私の小学生の頃などは、
学校の長い廊下を競争しながら拭くのが日課で
今考えるととても足腰も鍛えられていたなと思います。
幼児期の発達には、五感を刺激する全身運動が効果的
といわれています。
雑巾がけは、四肢に力を入れて、
バランスをとりながら前に進み、
空間を認識しながら行うので、
五感を刺激するのにもってこいの作業です
脳と身体の動きを連携させる必要があって、
単純そうですが、子どもにとっては
かなり複雑な機能を必要とします。
ぜひ、大掃除をきっかけに、
雑巾がけを体験させてみてください。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/12/1330537_s-300x200.jpg)
頭も身体も鍛えることができて、
きれいになるなんて
とてもいい経験になります。
今ぞうきんの絞り方も
わからない子どもがいるようです。
汚れを洗い落とし、
力を入れてねじり絞るだけでも
頭を使い、手の巧緻性を必要とします。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/12/3990402_s-300x200.jpg)
そして、まっすぐを意識して拭く。
すぐ、『疲れた~』って
なるかも知れませんね。
『お母さんとどっちのバケツのお水が汚れるか競争しよう』とか、
『あそこまでどっちが早く雑巾がけしていけるか競争しよう!』
なんて、ゲーム感覚で楽しんでやってみてください。
残念ですが、きれいになるまでやらせようと
思ってはいけません。
あくまでも、子どもはお手伝い。
無理強いして、掃除は辛いもの
嫌なものという思いで終わらせないでください。
最後の仕上げは、あなたであっても
『手伝ってくれてありがとう』
『掃除をすると、気持ちよくなるね』と
気持ちよい気持ちで終われるように
経験させてくださいね。
大掃除も無理のないようにすすめて、
みんなが明るい気持ちで終われる年末を
過ごしてください。
私も、今日家族で床磨きします。