シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
あなたが、子どもに一番伝えたい
大切なことはどんなことですか?
そして、あなた自身は、それを実践できていますか?
私が、子どもに伝えてきた中の一つに、
『自分がされて嫌なことは、人にしてはいけない』と
いうのがあります。
これって、多くの人にとって、
当たり前のことですよね。
みんな、わかっていることです。
私も、子どもに伝えているのですから、
当然わかっています。
でも、自分は実践できているのかな?
これを考えると、本当に反省ばかりです。
私は、陰で自分のことを噂されるのが大嫌いです。
なにかあれば、直接伝えてほしいと思っています。
それなのに、仲間との話の中で、
『あの人、もっとこうやってくれればいいのにね』とか
『○○さんってさ、△△なんだって。(あまりいい話でない)』
なんていう話に、その場の流れで、
つい話を合わせてしまうことがあります。
自分を正当化したいために、
誰かを否定してしまうこともあります。
そんなことをしてしまったあとは、
本当に自己嫌悪に陥ります。

自分が、この話の〇〇さんになることは、
嫌なことだと思っているのに、
○○さんに対して
やってしまっているのですよね。
『自分がされて嫌なことは、人にしない』
これを、いつ、どんなときでも
意識して実践していくことは
今の私にとって、本当に大変な事なのです。
いろんな場面で試され、
時に修行のように感じられます。
でも、その時自分が気がつけば、
必ずやめられます。
まずは、自分の行動に気がつくことで
直すことができます。
そして、そんな場面に少しずつ
事前に気づけるようになって、
このことについては、
(自分だったら、どう思うだろう?)って
考える癖がついてきます。
子どもに一声かけるときも、
(自分が言われたら、どう思うだろう)って
一呼吸おけるようになります。
いつでもできるようになったかというと
まだまだですが、
だいぶ、改善できてきたと思います。
子どもに伝えたい大切なことのほとんどは、
あいさつしよう。
ありがとうと言おう。
人にやさしくしよう。
悪口は言わない。
自分のための嘘をつかない。 などなど・・・
シンプルな言葉で言えることが多いと思います。
でも、こんなシンプルなことを
大人の自分が、
実践し続けることは、
意外と難しいことです。
子どもが小さいうちは、
親の言動が、すべて正しいものと
思い込みます。
親を見本にして成長していきます。
【子どもは、親の鏡】とは
よく言ったものです。

子どもの言動をみれば、
大体、親を想像できるものです。
子どもの言葉使いをきけば、
親の言葉使いもわかります。
怖いほど、生き写しです。
子どもに、伝えていきたいほど大切な事は
まず、親が実践できるようになることが
大事だと思います。
あいさつができる子になってほしければ、
まず、親が明るくあいさつを実践します。
子どもに伝えたいことを
まず親が実践していくこと。
それが、できずに失敗に気がついたら、
すぐに次は直すこと。
その繰り返しでいいと思うのです。
そんな姿を子どもに見せていきたいし、
その姿を見せることで
いずれ、子どもに伝わり、
子どもが実践できるようになるのだと思います。
そして、
実践していくことで、自分のことを
信じられるようになります。
自分が信じられると、心が強くなります。
私は、当たり前のことでも
実践できた時、
信頼貯金が増えたと
勝手に空想して
楽しんでいます。
信頼貯金は、自分でも、他人からでも
貯めていけます。
貯まってくると、
自分からも、他人からも
信頼されるようになる貯金です。
悪口は言わない
不平・不満を言わない
あいさつするなどで
毎日、少しでも実践して
信頼貯金を増やしたいと思っています。
今できていなくても、
できてない自分に気がついたら
次はできるようになろうとする。
そんな気持ちを、ずっと持っていたいと思います。
少しずつでも、
子どもの見本となれるような、
親として成長したいですから。
そんな親になれれば、
子ども鏡に映るように
一緒に成長していくはずです。
もういちど、うかがいますね。
あなたが、子どもに伝えていることは、
あなた自身は実践できていますか