シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
日本のいたるところで、大雨による被害が起きています。
被害に遭われている方々には、
なんという言葉をかけていいものか・・・。
こういった状況が起こるのを知るたびに、
毎日生活できていることがありがたいことだと感じます。
あなたが、食事をしている時に、
子どもが、メインの食事を食べないうちに、
デザートを食べようとしたのを見たとします。
こんな時、あなたにどんな考えが浮かびますか?
(まだ、ちゃんとメインのおかずを食べていないのだから、
フルーツは、まだ食べるべきではない)
(食べる順番は気にしない。今は楽しく食べてくれるのが一番)
(デザートは、食事の最後に食べると決まっているから、
その順番は教えておかなくては)
(先にフルーツを食べると、他のご飯が食べられなくなるから、
栄養が心配。だから、今はフルーツは食べるべきじゃない)
(フルーツを先に食べたいんだね。おいしいよね)
さあ、どんな考えが浮かんだでしょうか?
フルーツを、ご褒美のように考える人。
マナーを重視する人。
子どもの意見を大事にしようとする人。
大人の考え方によって、だいぶ違いますよね。
子どもの年齢によっても、
マナーの理解ができるのか、食べられる量、
偏食の有無などによっても、対応は変わるでしょう。
それでも、サポートの基本としては、
子どもの好きなように食べることができる状況が
好ましいと思います。
大人も、人に監視されながら、
それは、『まだ食べてはいけない』とか、
『こっちを全部食べないと、デザートはあげないよ』なんて
言われたら、食事が嫌なものになってしまいますよね。
自分がやられて嫌な事は、やらない事。
人に対しての思いやりです。
相手が何歳であっても、ここは変わりません。
乳幼児期は、自分が食べたいと感じたものを、
好きなように食べていい時期です。
その自由を保障してあげてほしいと思います。
子どもに一番伝えたいのは、
食事ができる事に感謝する気持ちです。
まず、あなたが、毎日の食事に感謝ができれば、
その食べる順番やマナーなどについても
口うるさく指導することはなくなります。
今、満たされていることにまず、幸せを感じることです。
そして、子どもと一緒にご飯が食べられることに
感謝しましょう。
そんな、毎日の当たり前をありがたいと思えれば、
自分の心は満たされ、安定してきます。
今日のあなたは、いくつの感謝を見つけられますか?