コミュニティーナースの石鍋てるみです。
今週の本田健さんの
ハッピーライティングマラソンのお題は
『今の生活で「もうやめてもいいかも」と思うことは?』です。
ちょうど、最近よく自分に問いかけているテーマでした。
年齢を重ねるほど、
「何を頑張るか」よりも
「何をやめるか」のほうが、
実は生活を楽にしてくれることが増えてきました。
私自身、コミナスキッズを運営しながら、
介護・育児・地域活動・発信活動など…
気づけば“役割”をたくさん抱えてきました。

そして、あれもこれもやらないとと
頭の中でぐるぐるといろんなことが巡ってきて
手をつけてやっているはずなのに
1日終わる頃に全てが中途半端で
終わっていないこともたくさん抱えたままになってます。
でも最近、ふと思うことが増えました。
「これ、今の私が本当にやらなきゃいけない?」って。
やらなくていいかもと思っていることを
ちょっと挙げてみようと思います。
① 完璧にやろうとすること
現場でも、家庭でも、発信でも。
「ちゃんと」「きちんと」「迷惑をかけないように」って
心がけるのは大事だけど
この考えに縛られすぎるのはやめたいです。
70点でOK。
誰かに託してもいいし、そもそも完璧を目指すのは無理なこと。
まだ抜けきらないので、やめたいことです。

② 一人で抱え込むこと
これも似たようなことですが
長年看護師をしていたせいか
「困っている人を支える側」に長くいると、
助けを求めるのが下手になっています。
人に頼るのは最後の手段。
自分で判断し解決できなければ
一人前になれないって
頑張ってきました。
でも、そんなことはないって
思えてきました。
支える人だって、支えられてもいい。
今私の周りには
スタッフ、地域、保護者の皆さん、仲間、
たくさんの人が、いつも励ましてくれるし
見守ってくれます。
気持ちよく手助けしてくれます。
助け合える、支え合える関係って
いい循環で心地よいものです。
頼ることを、もう遠慮しなくていいと
思える自分になることで
その輪が広がっていくといいなと思っています。
③ 「こうあるべき」に縛られること
・保育園はこう運営すべき
・母親はこうあるべき
・60歳ならこう生きるべき
いろんな世間の常識といわれることって
誰が決めたんでしょうね。
そしてそれって本当なのでしょうか。
少しずつですが、人の目を気にせず
自分の好きなようにやってみようって
思えたことで、自分らしく振る舞えるようになって、
少し楽になりました。
もっと、そんなふうに生きたいなと思います。
④ 未来の不安を、今の自分に背負わせること
先のことを考えるのは大切です。
でも、まだ起きていない不安で
今日の自分を疲れさせる必要はないと思います。
今日元気に過ごせたこと
今日笑えたこと
今日「ありがとう」と言われたことで
今日はいい日だったって思えれば本当はすごいことです。
あまり、この先どうなるかを気にしないで
今あるものに目を向けて楽しみたいです。
「やめる」ことは、
投げ出すことじゃなくて、
自分を大切にする選択なんだと思います。

もし今、
ちょっと疲れている方がいたら、
ぜひ自分に聞いてみてください。
今の生活で「もうやめてもいいかも」と思うことは何ですか?
私がそうであるように
答えは、きっと
あなたの心がもう知っています。
少しづつでもそれをやめてみませんか?
