シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
あなたは、お仕事をしていますか？
私は育児休暇をとり，形態は変えながらでしたが、
今までずっと仕事は続けてきました。
母親は子どもと一緒にいて、
面倒見るのが当たり前だと
仕事を続けることに反対も受けて、
悩むこともありました。
特に、子どもに何か問題が出てくると、
子どもとの関わる時間が少ないから
愛情が足りないからというように、
お母さんが、問題視されがちです。
グレーゾーンの子どもは、一見他の子どもと変わりない姿なので、
トラブルが起きると、その子のわがまま、
母親のしつけのせいだと簡単な図式で、
周囲に誤解されることが多いです。
実際、面と向かって言われなくても、
そんな、周囲の思いを想像して、罪悪感を持ってしまう
お母さんはいないでしょうか？
仕事に行くのに、申し訳なさそうに
子どもと別れるお母さんを時々見かけます。
『ごめんね。行ってくるね。』と言って、一度離れるけれど、
また、振り返り、離れがたい様子で戻ってくる。
時には、『やはり今日は連れて帰ります』というお母さんもいます。
子どもの方も、また来てくれると思うので、
なかなか、切り替えられないで泣いてしまうという
光景もあります。
一方、『仕事頑張ってくるね！』と言って、ハイタッチして、
颯爽と仕事に向かうお母さんもいます。
こんなお母さんの子どもは、すっきり心を切り替えて、
友だちに合流して、自分の生活をはじめます。
何となく、働くお母さんに、仕事も大事、
子どもも大事という思いで迷いがあると、
子どもにも伝染してどっちつかずで、ぐずぐず泣いて
尾を引いてしまう傾向にあるような印象があります。
仕事と育児の両方に中途半端な感じがあって、
どちらにも罪悪感を持ってしまうのです。
私の意見ですが、
子どもと一緒にいる時間が長いかどうかは
子どもの育ちにはさほど重要ではないと思います。
長く一緒にいることが、プラスになることも
マイナスになることもあるからです。
単純に、子どもと長い時間過ごせればいいというのは
思い込みです。
時間の質の方が、とても大事。
どんな風に過ごせれば、
子どもに良い影響が与えられるのでしょう？
今日のアドバイス
お母さんがいつも元気な笑顔でいる
子どもにとっての安心は、何と言っても
お母さんが、いつも元気で笑顔でいること。
このお母さんの元気な笑顔がそばにあるだけで、
子どもに幸せホルモンがいっぱい分泌されます。
お母さんが、やりがいのある仕事や、
チャレンジする姿、楽しそうに過ごす姿を
見せることが、とても重要なのです。
仕事をしてても、していなくても、
子どもといる時間に、つまらなそうに
暗い、辛そうな姿を見せていたとしたら、
子どもには悪影響しかありません。
コロナ禍で、在宅ワークになったお母さんも
多くなっています。
あなた自身が、環境の変化で心がつぶされてしまわないように、
笑顔でいられることをまず考えましょう。
あなたが、自分の機嫌を自分でよくできることが、
育児には重要です。
あなたが、自分の好きなことをしている、
頑張っていることに、
罪悪感を抱く必要はありません。
あなたが、選んだことに、自信をもって取り組んでください。
まずは、あなた自身の心の中をしっかりと
満たしてあげてくださいね。
