石鍋てるみです。
夏は子どもにとって
おむつかぶれや汗疹など
皮膚のトラブルが起きやすい時期です。
中には、かなり長い間、
皮膚の状態が改善しないままでいる
お子さんを時々目にします。
というよりも、
どんどん悪化しているという感じです。
夏だから仕方ない。
この季節が過ぎればよくなるだろう。
この子は肌が弱いから。
アレルギーだから。
そんな理由を掲げて
様子を見ているだけという状況の子もいます。
子どもの体調を観察するときに
一つのチェック項目として
取り入れているのが肌の状態です。
元気であっても
おむつかぶれが始まったり
ほっぺのあたりが荒れてきたり
首周りがかぶれてきたりすることがあります。
いつもは綺麗なのが当たり前なのに
おむつ変えの時に
急に赤くかぶれているのに
気づくことがあります。
おむつ換えがこまめにできなかったとか
下痢をしているというような
原因がはっきりわかる時もありますが
かぶれ始めたのがわかった時には
体調が崩れていると思って
通常よりも休息を増やすといった配慮が必要です。
つまり、肌に異常が現れているということは
内臓に疲れが出てきているサインだと思って
早めに対処する必要があるということです。
ほんの少しの変化であっても
正常な状態でない部分があるということは
何かがおかしくなっていると考えて
とりあえず、今の生活習慣を見直し
胃腸を休め睡眠をとることに
取り組みましょう。
夏休みに入って
夜更かし気味になっていないでしょうか。
食生活が乱れていないでしょうか。
大人でも同じことが言えます。
吹き出物ができたり
荒れてしまっている時は
身体の調子が万全ではないのです。
皮膚科で薬をもらって
症状が一時改善しても
根本から治癒したわけではありません。
自分の生活習慣が乱れたか
状況が悪いというふうに考え
思い当たることに対して
改善していきましょう。
親自身が、健康意識を高めて
自己管理力を高めることが
子どもの健康維持には重要となります。
この暑さで、思った以上に
身体は疲れを感じています。
病気ももらいやすくなりますから
しっかりと身体を労ってください。