コミナスブログ 支援者の心構え

不適切保育がなぜ起きてしまうのか

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石鍋てるみです。

年末から、不適切保育のニュースが続き
保育園にも、行政機関からの
注意喚起が頻回にメールなどで
伝えられています。

実態調査アンケートなども行われていて、
現在の保育園での状況を
施設長が報告することになっています。

先日も、NHKの番組で
この話題を取り上げていましたが
不適切保育が行われてしまう背景について
いくつか原因を挙げていました。

給料の安さ、労働時間、労働内容の過酷さ
人員不足など、確かに保育業界の課題が
話題になっていました。

けれども、私の個人的意見としては
これらの課題と、子どもに対して
不適切保育を行うこととは
関連性は否定しませんが
次元が違うことだと感じています。

仕事が忙しい、精神的に余裕がないからといって
子どもに暴力を振るえるでしょうか?



そこには、やはり人間の精神的な成熟度というものが
大きく関係していると思います。
人間としての精神性が未熟であると思うのです。

イライラした感情を子どもへぶつけてしまう。
意地悪心が出てしまう。
我慢が効かない。憂さ晴らしに笑いものにして喜ぶ。
これって、精神が子どもですよね。


自分の感情をコントロールできる人であるのか
子どもの心を読み取ることができる人であるのか
保育の専門職としての知識の裏付けがある人なのか

乳幼児というノンバーバルなコミュニケーションを
主とする世界で、子どもと心を通じ合わせ生活し
教育をしていく立場になる保育士は、
人としての精神的な成熟と保育の専門知識の両者が
最低でも必要となる職業だと思っています。

子育て経験がある、
保育の勉強をしたというだけでは
保育現場は務まらない仕事だと思います。

大学の先生よりも、本来はもっと難しい
本当に重要な位置付けにあるのが
乳幼児教育現場だと考えています。

自分よりも力のない、弱い存在に
手を挙げる、暴言を吐く、
支配欲を振り翳すということが平気でできる
人間性自体がすでに保育士としての資質がないのです。

疲れていた、安い給料でモチベーションが上がらない
人が足りないから仕方ないなどという理由を
不適切保育の理由としてあげる保育士がいるとしたら
その人は、保育士に向いていないと
厳しいようですが思ってしまいます。


子どもに対して、人間に対して
尊重する気持ちがなく、思いやることができず
自己満足だけで関わるのであれば
乳幼児教育という人生の一番大事な
期間に関わる大人としては失格です。

少なくとも、イラつく気持ち
我が強く出てしまいそうな自分に自ら気がついて、
すぐに修正に取り掛かれること
コントロールできる視点を持って行動できる人でないと
子どもの教育には向いていません。

待機児童を無くそうと
保育園をどんどん増やしてきたここ数年間
保育士不足の改善のために
資格試験を年2回にしたり、
特例対策として、自習やカリキュラム免除で
免許取得が簡単にできるようになっています。

まず保育士資格は、さほどの学力がなくても
取得できます。
そして、資質をチェックする仕組みもありません。

特に、人生の土台を作る乳幼児を教育する仕事ですから
一番重要なのは人間性だと思います。

資質を確認することは難しいかもしれません。
けれども、適正というものはできる範囲で確認する必要は
あると思います。

実際、保育の専門知識、最低の保育技術も
身についていない保育士が就職してきます。

連絡帳の文章も書けない
漢字が書けない、ピアノも弾けない
大人ともまともな会話ができない
就業規則を守れない
すぐに感情的になるという保育士が
入職してきます。

こんな人でも保育士の資格が取れてしまうんだと
明らかに資質を疑ってしまう人も
残念ですがどこの保育園にもいます。

こんなことを書いてしまうと
非難されそうですし、
頑張って本当に向上心を持って
子どものために頑張っている保育士の方々には
失礼なことだと十分にわかっています。

でも、わかる人にはわかる現実だと思います。

現場に保育士に向かない人を
最初の段階で見極めることもせずに
安易に現場に送り込まれることによって
現場が大きな負担を強いられていることも
理解して欲しいと思います。

そういう保育士が職場にのさばることで、
理想を高く持った意欲的な保育士が
モチベーションを下げられ
現場を離れてしまうといった残念な結果を
引き起こしています。

保育士資格の位置付けを高めること
新人保育士の育成、離職率の低下、
定着率の向上いうところが
よくならない限り、保育の質の向上はあり得ません。

保育士の資格取得自体を
ただ数を増やすという考え方ではなくて
もう少し厳しくすることで
今よりも保育士が仕事にプライドを持って
良い保育を行えるようになると感じています。

少しの研修で、
保育補助員になれるというような
甘い入口を許しておく間は
現場の保育の質向上は難しいです。

今後少子化で定員割れも起きてくる
時期に入ってきました。

保育士の人間としての資質を
見極めて、責任を持った雇用と職員教育を
施設管理者は改めていくべきだと思います。

そして、どうして不適切保育が
行われるのかと問われた時
それは、その人に適性がないからと
はっきり認められるような保育士が集まっている
保育環境であって欲しいと思います。

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