石鍋てるみです。
今日は、年末の1番の楽しみの日でした。
それは、
ASKAさんの初めてのディナーショー。
私にとっても、ディナーショーデビューでした。
ディナーショーというとなんとなく、
高価で特別な空間で
おしゃれな人がゆったりと食事をするイメージで、
敷居が高くてなかなか手が出ませんでした。
もちろん、その感じはあったのですが、
大好きなASKAさんが
こんなチャンスを用意してくれたのあれば、
行かない選択肢はありません。
明日はないかもしれない人生ですから。
ワクワクしたこと、気持ちがウキウキ
喜んでいるものにはできる限り応えてあげたいと、
自分に優しくすることにして、
チケットを即購入しました。
その日がとうとうやってきたわけです。
(もしかしたら、
テーブルの近くに来てくれたりして・・・。)
そんな淡い期待を抱いて
慣れない素敵な空間へ出かけました。
終わった後の感想は・・・。
やはり、思い切って行ってよかった。
一人で参加している人ばかりの4人テーブルで、
まずはお食事。
私が席に着いた時には、
すでに男性と女性が一人ずつ着席していて、
オードブルを食べ始めていました。
せっかく同じテーブルになったのですから
楽しくなければもったいない。
こんな時だからこそ、羞恥心は捨てて
一緒の時間を楽しみたいという願いを込めて
「こんにちは。はじめまして。
よろしくお願いします」って
まず、お二人にご挨拶。
それまで、お互い無言で食べていたお二人も
「よろしくお願いします」って気持ちよく
お返事してくれました。
(やった、いい人でよかった。
というよりASKAファンはみんないい人のはず)
ここは、ASKAファンが集まっているという
確信があるだけに安心です。
「どちらから来たんですか?」
「いつからファンなんですか?」
なんて、質問を始めて、
聞かれてもいないのに、
自分のファン歴なんか話したりして
すぐに打ち解け始めました。
どんどん、話が続いて
楽しく会話が弾み始めた頃、
さらにもう1人女性が着席。
すぐ、仲間に入れちゃって4人で乾杯!
今年のツアーのここがよかったよねとか、
以前は年間25回コンサートに行って
追っかけしましたとかASKAさんの話題がつきません。
日頃私の周りにはASKAさんの話題で
ここまで通じる仲間がいないので、
話しながら自分もかなりオタクだったんだって
気がつくことがいっぱいでした。
1番の年長者だっただけに、
デビュー当時の話なんかすると、
「そのコンサートはもう伝説ですよ。
いいなーそこにいたんですねー」なんて、
目をキラキラさせて言われると、
嬉しいんだか、すごく昔の人みたいで恥ずかしいやら
微妙な複雑な気持ちがしました。
でも大好きなアーティストの話題で、
年齢を超えて盛り上がれるのは楽しかったな。
趣味って何歳になっても大事ですよね。
一気に仲良くなれます。
実際ショーが始まるともうみんな釘付け。
ラッキーなことに、期待通りに
すぐ近くまでASKAさんが
歌いながら来てくれました。
ジャケット越しの、大きな背中に
思わずタッチしてしまいました。
もうテーブルの仲間は大喜び。
終わってから、
「よかったねーかっこよかった。」
「ラッキーだったね。」って
嬉しさMAXでした。
楽しいひとときは一瞬で終わります。
規制退場のため、順に送り出され
名残惜しかったけれど
テーブル仲間は解散しました。
ほんの少しの時間でしたが、
とても楽しいひと時を過ごせました。
言葉を交わさなければ、
ここまで楽しめなかったかもしれません。
でも、他人同士でも話してみると
誰もが仲間になれます。
4人で撮った写真がここにあります。
今日の思い出にしまっておきます。
とくに連絡先は交わさなかったけれど、
こんな関係も楽しいなと思いました。
ASKAさんが、ショーの中で
こんな話をしてくれました。
『願いことは秘めてるだけじゃいけない。
言葉にすることで、
それを叶える出来事や人がやってくる。』
本当に言葉の力は偉大だと感じました。
人と仲良くしたい、楽しみたい
もっとこんなことしたいと
願う気持ちは秘めておかないで
自分から言葉にしてみようと思います。
ASKAさん、スタッフの皆さん
ホテルの方々、ファンの仲間たち
素敵な時間をありがとうございました。
幸せな1日でした。