石鍋てるみです。
渡辺徹さんの訃報をニュースで知りました。
61歳という若さでした。
同じ時代を生きてきた者として、
彼が若い頃からのご活躍を見てきたので
とてもショックです。
テレビっ子だった私は
『太陽にほえろ』『風の中のあいつ』
『気になるあいつ』といったドラマを
毎週欠かさず観ていましたから
若い頃の思い出と共に
渡辺徹さんと榊原郁恵さんの笑顔で並んだ姿は
脳裏に焼きついています。
最近のテレビでは、ずいぶん痩せて
シャープなイメージになっていましたよね。
身体を壊してからは
気をつけて過ごしている様子も話されていたので
これからまた、元気になって
ご活躍されるんだろうと思っていたので
急な訃報にびっくりしてしまいました。
渡辺徹さんというと
いつも笑顔の印象しかありません。
暗い顔したり、気難しい感じを
一切感じさせません。
あのご夫婦お二人ともにそうですが
とにかく、明るい笑顔を人に向けている
ひまわりみたいな感じ。
悲しい出来事なのに、
自分が亡くなったことさえも笑っていそう。
私たちに、たくさんの楽しみを与えてくれて
ありがとうって明るい気分で
お見送りできる気持ちになります。
彼の死を思っても、寂しさの中にも
優しい、爽やかな風が吹いているような
明るい景色の余韻を感じます。
私も、渡辺徹さんのように
自分が亡くなってしまった後でも
周囲に明るい余韻を残せるような
生き方をしたいなと思いました。
いつも笑顔でいることは容易いことではないでしょう。
でも、このことは何よりも
周囲へ愛を与えていることだと思います。
人に笑顔を向けられるだけで、
受け入れられているという安心感を
感じることができます。
私はそんな中で生きていきたいし、
人に笑顔で迎えられたいです。
だから、まず自分がいつも笑顔でいること。
人にいつでも笑顔を向けられる人になりたいです。
まずは人前だけでもいい。
いつも笑顔の自分でいると決めること。
笑顔が消えてるって思ったら
笑顔を作る努力をする。
気がつけば、治すことができます。
そんな毎日が積み重なっていけば
自分が亡くなった後、関わった人たちが
笑ってる私の姿を思い出して
きっとあの世で楽しんでるよって
思ってくれるかもしれません。
私のことを思い出してくれる人がいたとして、
そこに浮かぶ姿が笑顔の自分であって欲しい。
故人の笑顔の思い出は
残された人の気持ちを癒してくれると思います。
そんな亡くなり方だったのではないかと思う渡辺徹さん。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
