シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
近年、栄養失調の人が多いことが
指摘されているのはご存知ですか？
こんなに、日本では食べ物が溢れ、
食品ロスが問題になっているほどの国なのに
一人当たりの栄養は必要量を満たしていません。
ビタミンD、マグネシウム、亜鉛などは
特に不足している栄養素です。
野菜を気をつけて摂るようにしていると言っても
その野菜自体に栄養分が少なくなっています。
きれいな野菜、お惣菜の煮物などで
逆に、農薬、添加物を
取り入れてしまうことに
つながっている場合もあります。
外国では、健康被害があるために
使用禁止されている農薬や添加物が、
日本では普通に使用されているのですから
本当に、安全な食品を選ぶのが難しい時代です。
特に、内臓機能が未熟な子どもに与える食品は
親が見極めてあげるしかありません。
発達課題があると言われるお子さんは
栄養不足が見られることが多いです。
子どもの健康を守り、良好な状態に保つには、
とにかく、良質な栄養分をしっかりと
補給できるようにすることが第一です。
私たちは食べ物からしか、
身体を作ることはできないわけですから
身体に異常が起こっているのは
食材からの栄養の吸収に
問題が起こっていると考えています。
特に、近年は
腸管から、栄養素を吸収するときに
不必要なものまで身体に取り込んでしまう現象が
注目されています。
リーキーガット症候群といわれるものです。
リーキーガット症候群は
腸管漏出症候群とも呼ばれていて、
腸のバリア機能が壊れ、
身体に有害な物質が体内に入り込むことによって
起こるさまざまな症状のことをいいます。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病や
がん、アレルギー、免疫疾患といった
病気の発病や進行にも深い関係があると
研究されています。
自然界に存在しない人工的な食品や
砂糖、小麦などの摂取、過食などで
腸内細菌バランスが崩れ悪玉菌によって
腸管壁を傷つけてしまうことも
原因の一つです。
生成された白砂糖、白米、添加物、農薬など
自然界では存在しなかったものは
動物は消化吸収できません。
身体に蓄積してしまったり
排泄しようとするので、
身体に不都合な症状を招きます。
これが、アレルギーだったり、
糖尿病、精神疾患などです。
腸の異常は、そのまま脳の異常を招きます。
腸と脳は密接な関わりがあることは
証明されています。
子どもの発達をスムーズに促すには
脳をしっかり育むことを
想像するでしょうが、
その前にもっと大事なのは、
腸を元気に保つことです。
いくら、いいものを食べていても
正常に働く腸がなければ
身体に効率良く取り込むことができません。
腸を元気にするための生活を
心がけたいものです。
腸活については
検索するとたくさん情報が出てきますね。
お母さんがやるべきことは
食事に気をつけること。
凝ったメニューでなくても
可能な限り無農薬、添加物がないものを
選んであげるようにしましょう。
ジャンクフード、スナック菓子
コンビニ弁当などを与えることが
子どもの身体を壊す事になると
わかっているだけで、食生活は変わると思います。
これをきっかけに、食の安全について
学んでみましょう。
乳幼児期は、さほど多くの量を
食べられる時期ではありません。
脳の土台を作るとても大事な時期です。
少し高価かもしれませんが
質の良いもの、安心な食材を与えましょう。
一生の身体のことを考えれば、
健康であること以上に
お金がかからないことはありません。
どこか、具合が悪い子どもは
子どもの体質ではないかもしれません。
騙されたと思って、まずは
砂糖、小麦なしの食事から試してみてください。
食生活を変えることで
変化があるかもしれません。
