シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今夜はクリスマス・イヴ。
金曜日ということもあって、
街はにぎわいそうですね。
昨夜は、カンボジアの
くっくま孤児院の子どもたちが
クリスマスパーティーを
開催してくれました。
オンライン配信ですが、
元気な歌やダンスを披露してくれて
たくさんのエネルギーを
感じることができました。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/12/4255504_s-200x300.jpg)
コロナの影響で休校してた学校も始まって、
忙しいのに中で、たくさん練習して
この日の準備をしてくれたようです。
赤い洋服や帽子をかぶって
楽しく踊る姿や、笑顔を見ると
世界中の子どもたちが
本当に平和に夢に向かって
成長していけることを
願わずにはいられません。
この地球に生まれた人が
みんな自分らしく生きられる平和が
保障される世界になってほしいです。
私が自分らしく人生を生きたいと
強く感じる出来事がありました。
それは今月、義理の父親を自宅で看取ったことです。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/12/2578845-300x225.jpg)
約1ヶ月の入院生活では、
コロナ対応で面会もできず、
病状を電話で伝えられるか、
2回のオンライン面会を各10分という制限の中で
知ることしかできませんでした。
どうにか、家族が面会を希望し
許可された時には、かなり悪化していて
義父はベッドに拘束されている状況でした。
家族と相談し、自宅で療養することに決め
帰宅させてから約4日間と短い時間でしたが、
義母と、同居している私達家族、
弟、妹家族が交代に
お世話をさせてもらうことができました。
意識が薄れているなかでも、
毎朝やっていたラジオ体操を流したり、
好きだったラジオや、歌を流したり、
手足を洗ったり、顔を拭いたり
みんなで、お父さんが好きだったことを
思い出し、探りながら過ごしました。
声掛けをすると、偶然なのか
たまに笑顔が見られることもあって
その瞬間がとてもうれしくて
みんなで喜びあったりしました。
それまで、近くにいたはずの家族の絆を
改めて感じることができた瞬間でした。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/12/258766_s-300x200.jpg)
最後のお別れも本当に静かに
家族がベッドを囲んで迎えることができました。
急な別れで、受け入れることが難しいけれど
ゆっくりと悲しみを味わう時間が持てたことで、
どうにか受け入れつつあります。
孫にあたる我が子たちも、
初めて人の死を身近に感じる経験に
なりました。
やはり、ショックだったようですが、
言葉の端々に様々な人生に対しての
思いが感じられます。
もっと話をきいておけばよかった。
幸せな人生だったのかな?
最後に話したのはいつだったかな?
毎日、忙しいと生活していた自分達。
毎日何気なく繰り返している日常や
一番大事にしなくてはいけなかった
家族に目を向けていなかったなと
後悔ばかりが思い浮かんできます。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/12/22939809_s-300x199.jpg)
今年のクリスマスのイルミネーションは
少し寂しく見えます。
義理父が気づかせてくれた
家族の大切さをもう一度考えながら
ゆっくりとクリスマスイブを
過ごしたいと思います。