コミナスブログ 日常からの気づき

自己成長に目を向けると育児は楽しくなる

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。


育児にとても、熱心な

お母さんにお会いすることがあります。


何時くらいに、どのくらいミルクをあげたらいいのかとか

何時間おきにオムツを変えた方がいいのか

質問をしながら、メモを取るお母さんもいます。



本当に、大切に子どもを育てたいという気持ちが

わかります。



お腹が空いた、濡れたオムツをとってほしい

こんな、子どもの不快感を取り除いたり

暑さ、寒さを調節したり、清潔な空気の中に

いられるようにすることなど、

基本的な安心、安楽な欲求を保証することが、

育児のスタートだと思います。


こうやって、きちんと子どもの欲求を解決しようと

頑張っているなと、安心もするのですが、

どこか心配もよぎります。



そういったことは、

時間だからやらなくてはいけないとか、

ルールがあるわけではなくて、

子ども様子、感情に気がつけば、

自然とやってあげたいと思うものじゃないかなとか

情報に影響されやすいのかなとかも考えたりします。



このような質問をするお母さんは、

熱心だというわけではなく、もしかしたら、

行動するまでの流れが上手にできていない

可能性があるかもと想定したりもします。


そんな、いろんな考えが浮かべながら、

なにをサポートしたらいいのかを考え始めるわけです。


安定志向が強く、

不確実な事に対しての不安感が強い場合、

それを、確実な定期性を作って安心したいとする

行動になることがあります。


何時に何CCのミルクを飲ませると、泣き止む、

次は4時間あけて飲ませる。



これを、行えば安心だというパターンを見つけることで

安心して育児ができるから、

それを見つけようと相談してくれたかもしれません。


こういう傾向が強い人は、変化を嫌いますし、

子どもが自分の思ったようにならないことに

強い不安を感じるので動揺が大きいと予測されます。


ですから、自分がコントロールできない子どもを相手に

親密性を持たなくてはいけない関係では、

常に自分の不安感と戦うことになるので、

育児が苦痛だったり大変だと感じてしまう

タイプかも知れません。


ですから、援助の方法も、

質問に対する答えだけではなくて、

育児本にあるようには成長しないことを伝えたり、

これから考えられる事柄を予備知識として伝えたり

折に触れ、声掛けをし、

不安を感じてしまう根本を探って

対応する必要があります。


そもそも、子どもの表情から、

感情を想像できないという人もいます。


何で泣いているのか、笑っているのか、

ぐずっているのかの理由が、くみ取れないし、

的外れな返答をしてしまうのです。


子どもはいつまでも、

自分の欲求が満たされないので、

アピールも強くなったり、長引いたりします。

日常のことで、解決できることは

それを決めてしまうことで、

子どもの要求を事前に満たすことができる

場合もあります。


『朝7時に起こしたら、おむつを替えて、

ミルクを〇CC飲ませ、家を出る前にオムツを変えて

登園しましょう。』


こんな風に決めてあげることで

親も先手を打つことでゆとりが持てるので、

関係性がよくなることが期待できます。



子どもの様子に気がつかないで

自分本位の関わりを続けている場面を見たら

子どもの思いを言葉にして伝えて

好ましい対応のアドバイスをします。


状況に気がついている場合は、

上手くいった時、いかなかった時の方法を

メモしておくことや、

夫や保育士など他の人が、

上手くいった対応を教えてもらうなどして、

対応スキルを具体的に増やしていくようにしていきます。



表面的には完璧なお母さんで、

なにも、心配がなさそうなお母さんほど、

自分に自信がない、自己肯定感が低い

不安が強いとか、何らかの思いが

隠されているということもあります。


できない自分を見せられない、

人に弱みを見せられないので、

不安を相談することができないし、

失敗を認めたくないので、無理な事はしない

できる自分をアピールしたり、

自己流でごまかしてしまうこともあります。


そんな人には、失敗体験を伝えたり、

不安になりそうなことを予測して、

声かけてみたりして話しやすい環境つくりを

していきます。


本当の子どもの要求を満たすよりも、

子どもの為と言いながら、

親自身の欲求を満たすことを

優先してしまう人もいます。


感情的に叱りつけてはダメだと

頭でわかっていても、やってしまうのは、

親の欲求を満たそうとするからですね。


特に、初めて親になったときには、

このバランスをコントロールすることが

難しくて、失敗しがちです。


育児の問題は、親子それぞれの欲求を満たす方法に

問題がある場合がほとんどです。

特に親の方に欲求が強いと、育児は難航します。

このように、親、子どもの様子によって、

サポートの内容は変わってきますから、

一言でアドバイスすることは難しいものです。



人にはいろんな要求があります。

欲求を外部から満足を得ることで

満たそうとする人もいるでしょう。

それが、注目されることや、

支援を受けることであったり、

子どもが期待に応えることかもしれません。


これでは、いろんなサポートや方法があっても、

欲求が続くうちは、きりがありません。



最終的には、育児の問題は

親が解決できることが望ましいと思います。


親が自分の欲求をコントロールできること、

自己成長に目を向けられるようになることが

大事だと思います。


親として成長するためには、

今の自分を改善していくと決める事

改善点に気がつく事から始まります。



子どもに見返りを期待していないか、

条件付けの愛を与えていないかと

子どもへのかかわり方を自分に質問し、

改善を繰り返して取り組む中で、

親は人間として成長していけると思います。



自己成長に自分の欲求を切り替えることで

育児中に起きる出来事がまるで、

自分磨きのゲームのように感じられると思います。


そんな風に育児を楽しめるようなお母さんへと

応援していきたいと思っています。


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