シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
あなたは、健康ですか?
この時に、すぐに『健康です』と言える人は、
健康だと思います。
『すぐ、風邪をひいてしまうから、
あまり健康とは言えないかも』
『アレルギー体質で、困ってます』
そう言っている人は、
おそらく、健康そのものではないでしょう。
質問に、反射的に出てきた答えは、
あなたの潜在意識に刷り込まれている
自分の健康イメージだと思っていいかもしれません。
子どもはどうですか?
『熱を出しやすい子なんです』
『中耳炎をいつも繰り返すんです』
『アトピー性皮膚炎なんです』
きっと、そのことで大変な思いをされているのでしょうね。
あなたが、子どもに対してそのイメージを
自分だけでなく、子どもにも刷り込んでいます。
そして、それに応えようとするので、
きっと、あなたのイメージ通りになるでしょう。
身体や心の病気。
“病は気から”という言葉をご存じですか?
古くから、気の持ちようが身体の具合を左右するという
ことわざです。
昔の人の言葉には、今の科学で証明され始めた事実が
隠されていることが多いです。
多少、風邪をひいて、体調を壊すことがあっても、
自分は健康だと強く思い込んでいる人は、
風邪をひいている自分ということに、強い違和感を感じます。
その違和感から、早く抜け出そうとするので、
身体は健康に向かうのが早いのです。
潜在意識は、意識している部分よりも
大きく身体に影響を与えるもので、
無意識下で心身をコントロールします。
『自分は、アレルギーだ。』『すぐ熱を出しやすいんだ。』
そんな風に、潜在意識にあると現実はそうなります。
自分はそんなことを望んでいないはずだからと意識して
(自分は、アレルギーじゃない。)
(熱なんか出さないくらい健康だ)と
思ったとしても、それを意識するということは、
(実は、アレルギーだけど・・・)
(熱をすぐだしちゃうけれど・・・)と
潜在意識にはあるということになってしまいます。
これって、本当に不思議なんですよね。
注目してしまうことによって、
潜在意識にあることの方が現実になってしまうんです。
強く妊娠を望んでいた人が、その思いをふっと諦め、
手放した時に、妊娠できたとか、
あるいは、新しいチャンスを手に入れたという
話を聞いたことがあるかもしれません。
強く執着している事が、
良い循環を止めてしまっていることがあるのですね。
このことが、分かると、
自分の健康状態を変えることができます。
病気に注目しないこと。意識しない事。
体調がよく気持ちいい状態を、作ることを考えること。
その行動で、自分の身体がいい状態にかわっていく、
イメージをしたり、体感する経験を繰り返すことです。
病気は、自分が作り出す現象です。
病は、気からです。あなたの思ったようになります。
病気は、自分の身体を労わることを教えてくれる
サインだと思います。
薬などで、治せばいいというものではなくて、
必ず、自分が気持ちよい身体になるために、
自分自身が改善しなくてはいけない部分を
教えてくれています。
病気になることは、病気が悪いのではなくて、
病気として表れる何か、あなたに理由があります。
不健康になる習慣かもしれません。
もしかしたら、病気になることが、何かの目的を果たすために
必要になっているのかも知れません。
あなたがその理由を探し、
身体が求めていることを、理解して
思考や生活習慣や、食習慣など
自分が修正することが、
病気を治すためには大事なことです。
子どもの健康に対しても同じです。
乳幼児期は、親の言動がそのまま、
子どもに反映される時期です。
まだ、子どもの力だけでは、
修正は不可能ですから、
親が変わって行わなくてはいけません。
子どもは健康だというイメージをもって関わることで、
子どもは自分は健康だと思い込むことができます。
病気そのものを治すことには意識しないで、
今の生活で治すべきことに意識を向けて
まず修正していくことで、
いつの間にか、病気が消えていたり
健康に自信が持てるように
変わっていたということがあります。
今起きて困っていることには、
あえて注目しないで、手放して過ごす。忘れる。
良い状態をイメージする。
(願うのではなくて、
そうなってるとイメージしてくださいね)
その次のステップとして
すでにそうなっていると思って
実際に過ごすのもいいと思います。
健康な人がやっていることを、
実際にやってみましょう。
自分の思込みや、執着に気がついて、
それを、手ばなしたり、変えていって
気を変えることで、今の現実が変わっていきます。
練習してみてください。