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イヤイヤ期は親子の絆つくりのためにある

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。


2歳前後から、一般的に言われるイヤイヤ期がはじまります。


特に、エネルギーが外に向かうタイプの子どもは、

その表現がダイナミックだったりして、

対応に苦労するお母さんも多いです。


今はやらないでほしいことを、

わざとやって、お母さんをてこづらせようとしたり、

いたずらをしたり、ひっくり返って大泣きしたり、

そのアピール方法は、子どもなりに本当によく考えられています。



この時、子どもは、自分を確認したい、

どれだけ、お母さんが自分を大事にしているのか

試しているといってもいい時期です。


とにかく、自分の存在を一番大事にしてほしい時期。


『これ、きらい!』『今すぐ、これやって!』

こんな風に、一見わがままとも見える要求です。



ここで、大人がおちいるのが、

この要求に応えたら、この子はわがままに育ってしまう

何でも、大人を使って自分で何もできない子になってしまう

過保護だって思われるだろうなど

都合のいい考えを持つことです。



それに加えて、

めんどくさい、うるさい、時間がない、

できるくせに、甘えてくる子は許せない、

好きな事ばかり喜んでやるくせに、ずるい子だ・・・。

こんな、親自身の嫌な感情が出てくることもあります。


そして、これを理由に、

【だから、子どもの言う通りにはならない】

【きちんと、言って聞かせて、自分でやらせよう】

【相手にしないで、しばらくほっとこう】などという

行動を決める結果になります。


子どもの行動がさらにエスカレートすれば、

強制的に終了させる・・・威嚇、暴力、叱責。

自然に収まるのを待つ・・・無視する、見て見ぬふり。

こんな虐待にも通じる対応になりかねません。



そうすることで、親子関係に不信感、関係希薄が生まれます。


この頃の、子どもの要求内容は、

まだまだ、無理難題な要求ではありません。



この要求に気がつくこと、対応ができないと、

子どもが大きくなったときの複雑な要求に気づくことができません。

(子どもはおおきくなると、わかりやすく要求を示すことが

 少なくなるからです)




タイミングや状況によっては、

毎回応えることにきつい時はあっても、

お母さんが、その気になれば、

すぐ答えてあげられる程度の要求がほとんどです。


この時期は、先にあげたような詮索はしなくていいんです。

今日のアドバイス

イヤイヤ期の要求には、全て今すぐ応えればいい。



これって、シンプルですけど、

じつは本当に大変。  わかります。




でも、この時期に、子どもの単純な要求に

しっかりとすぐ答えることをやり続けることで、

親心も磨かれます。

私の育児経験をふりかえっても、

本当にこの時期は大事。

そして、親子関係の信頼関係を作るには、

この時期が一番簡単。



子どもが、親の思いを試すように、

親も子どもに貢献できる自分であるかを

テストされるのですね。


もはや、根比べです。(⌒∇⌒)


この時期は、親子としての信頼関係が築くとき。

それには、根気よく子どもの言うことをよく聞く

要求に真摯に応える態度を示すしかありません。


このあたりのことが、

わかりやすく書かれている本があるのでおすすめします。

【3歳までのかわいがり子育て】  佐々木正美 著



この本を読むと、乳児は愛情をたっぷりかけるだけで

十分だと思えてきます。



こんな子どもに育てなくちゃとか、こんな親にならなくちゃと

頭で考える育児ではなくて、

子どもが笑顔でいられるように、愛を向ける、関心を向けることが

一番大事だと教えてくれます。



ぜひ、まだ読んだことがない人は読んでみてくださいね。










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