コミュニティーナースの石鍋てるみです。
12日の「スポーツの日」に合わせ、
スポーツ庁が2025年度の
体力・運動能力調査の結果を公表しました。
30代と40代の女性でスポーツ離れがうかがえ、
体力の低下傾向も浮き彫りになり
家事・育児負担の偏りや
共働きの増加などが影響している可能性があるという見解を
発表しています。
『スポーツをやりたくてもできない』という層が
一定数いると考えられることも
考察されています。
育児、共働きで
確かに忙しいというのは
改めて運動のための時間を取るとなると
難しい現実があると思います。
でも、これと体力、運動能力低下とつなげるのは
ちょっと疑問があります。
ジムに通ったり、走ったりそんな時間がないから
体力が低下してきたのでしょうか。
家事、育児に身体を動かさなくても
済んでいるという背景が原因ではないかなと思います。

体力というのは
あえて運動を意識的に向けることでも
維持、向上はできますが
日常動作の積み重ねが一番大事だと思うからです。
昔の人の育児中の方が
家事育児は女性のワンオペであることは
当たり前でしたでしょう。
それこそ、自分への時間なんか
とれなかったと思います。
子供をおんぶや抱えながらの家事も
普通に目にする光景でした。
逆にこの年代は体力勝負で
体力がなければ子育てができない状況だったと思います。
実際この頃の女性は体力がありました。
必要に迫れれて
日常生活で重いものを持ち、歩き、
動き回ることが一番増える年代です。
でも現代は、子供の習い事には車や自転車での送迎
タクシーを使う人もいます。
買い物もネットショップを効率よく利用したり
重いものは届けてもらう。
家事もロボットや
サービスを使ったりもできます。

外出してもエスカレーター
エレベーターもある。
ベビーカーもあるし、
座って見守るだけで
遊ばせられる場所もあります。

室温管理ができている場所を選べば
快適にすごせる場所も多くなって
楽な方を日常で選べば
身体を駆使しなくても
育児、家事は済ませることができるようになりました。
自由時間は運動するよりも
他のことに使われてしまいます。
環境が整ったことで
身体を使う必要がなくなってきていると思います。
育児中だから、仕事しているからと
体力低下を仕方ないものと
運動しなくてもいい理由にしていないかどうか
どんな年齢であっても
見直していく必要があると思います。
私も、体力低下している一人です。
近くでも車を使いたくなるし
エレベーターにすぐ乗ってしまいます。
よほど、自分で日常動作から運動を意識するか
ちょっと不便な方を選ぶ積み重ねができるかどうかが
体力維持、向上の結果を生み出す重要なことだと思います。
30代、40代からは筋力も
どんどん低下する時期になってきますから
今回の結果を自分ごととして捉えて
改善を意識してほしいと思います。
