コミュニティーナースの石鍋てるみです。
今日は、外に出るのが怖いくらいの
ものすごい風が吹いています。
交通機関も乱れているようです。
いろんなものが吹き飛んできそうです。
外出は控えたほうが良さそうですね。

一方、ゴーッていう音に
子供たちは大喜びです。
どんなことでも
子どもには楽しいものに
感じられるようで羨ましいです。
おままごとのお鍋に
太陽の光が反射して
部屋の中に光が走ると
それを見つけた子が指を指します。
一緒に気付いたお友達と
光を追いかけて捕まえようと
走り回ります。
大人が見れば、
ただの反射した光だけれど
子どもから見れば
不思議で楽しい光になります。
何をみても、初めての経験だったり
不思議なことばかりの子どもの世界。

こういう時間を
ゆっくり味わえるのが
子どもの一生の中でも
ほんの数年感しかありません。
現代は、時間の流れが早く
情報がどんどん子どもたちにも
流れてきます。
ゆっくりいろんなことを味わう時間は
もっと短くなってしまっているかもしれません。
保育中はなるべく、
音や情報が少ない空間を意識しています。
少し遊んだかと思うと
「ユーチューブみる〜」と
言い出す子も多いです。
動画も上手く使えば
良い教材になることもありますが
それは、お家でもできること。
時には退屈で、「つまんな〜い」
「何やったらいいの〜?」って
うろうろする子もいます。
でも、しばらく様子を見ていると
お絵描きしたいとか、
ブロックしたいとか
自分なりに遊びを見つけ始めます。

今自分がこの場所で何ができて
何をしたいのかを
与えられたことに反応するのではなく
自分で考えて欲しいと思っています。
時には退屈で、何もない時間は
子どもだけでなく、
人間にとって大事な時間だと思います。