石鍋てるみです。
マイコプラズマ肺炎の流行が続いています。
小児で急な発熱で発症し
コロナでもインフルエンザでもないといわれ
2.3日の発熱が下がったり、
上がったりを繰り返し
長引いているということで
マイコプラズマ肺炎を疑われるケースが
増えています。
高い熱や激しい咳がでることもありますが、
微熱程度だが熱が長く続く、
しつこい湿った咳が数週間出る場合も
この肺炎の可能性があります。
診断ではマイコプラズマ肺炎も
迅速抗原検査キットもありますが
感度が低いということがいわれています。
この病気はほとんどが自然に治る病気ですので
積極的に検査までして
診断する病院も少ないかもしれません。
あまりの患者の多さに
検査キッドが手に入らない病院も
出てきているようです。
おもに、小学生以上の学童に多い病気で
3歳未満の幼児では少なく、
1歳未満ではかかることは
かなり少ないといわれています。
ただ、10人に1名くらいは
重症化し肺炎を起こしますから
甘くみてはいけません。
症状が悪化傾向を辿る場合は
経過観察の途中でも再受診することを
お勧めします。
大人も移りますので、重症でなければ
長引いた症状を持ちながら
日常生活を送れてしまいますので
あちこちで感染を広げがちです。
特に人混みでは、
飛沫を避けるために
マスクをつけたり
手洗いをしっかり行うことで
感染のリスクを少しでも
下げるようにしましょう。