石鍋てるみです。
子ども支援をしている方の
活動報告を聞いた時のことですが、
定期的にブタメン80円のところを
10円で提供している個人商店や
100円で食事を提供している飲食店がありました。
子ども食堂など
食事を満足に食べられない子ども達を支援しようと
活動している団体はかなり増えたと思います。
そういった活動をしている方々には
頭が下がる思いです。
本当に、定期的に開催するだけでも
大変だろうと察します。
実際、やっていない私が
こんなことを感じてしまうのは
現実を知らないからだと言われそうですが
子どもへの食事支援の状況には
少し課題を感じています。
やはり、子どもの食の支援というものは
もう一歩配慮をして欲しいという気持ちになります。
駄菓子や菓子パン、カップラーメンなど
確かにもらえれば子どもは
嬉しい食品ではありますから
足を運んでくれるようにもなるでしょうし
与えたくなると思います。
カレーライス、ラーメンなど
食べやすく、子どもが好きなメニューも
時にはいいと思います。
けれども、これらの食品は
子どもにとっては血糖値を急激にあげ
ホルモンバランスを崩す
きっかけにもなりますし
栄養不足を招きます。
特に、食事が摂れない子どもが利用するとなれば
ここでの１食が栄養補給の大事な食事になります。
カップラーメンなら、
ゆで卵やおにぎりの方がいいでしょうし
欲を言えば味噌汁や漬物
肉、魚野菜や果物など、
理想的な食事の見本見せて
教えてあげて欲しいと思います。
空腹が満たされればいいというだけでは
子どもの健康は維持できません。
子ども支援は自立での支援だということを
もっと大人たちが意識をして
自分の身体を作る食事を
子ども自身が見極められるように
教えてあげることが大事だと思います。
そこでは、体に良くないと言われる食品は
避けるようにするなどのこだわりが
もっと必要だと思います。
支援することは尊い行動です。
栄養バランスをしっかり考えて
提供している子ども食堂もあります。
さらに、レベルアップした支援を
目指して欲しいと思います。
