石鍋てるみです。
昨日と今日は曇りがちで、
少し過ごしやすい日が続いています。
けれども、地域によっては
局地的にゲリラ豪雨になったところもあって
大きな被害が出ています。
こう言った自然災害だけではありません。
地域によっては人が招いた災害？も
多くなっています。
インバウンドに伴った問題です。
観光業の活気が戻ってきたのに
今度は、タクシーやバス会社、
飲食店では、人手不足で
対応しきれない状況が
ニュースになっています。
沖縄や京都など
外国人の観光客も一気に増えてきたのに
サービスが行き届かないのです。
ニーズはたくさんあるのに、
利用してもらえない、
つまり、収入に結びつかないですから
利益が頭打ちになるということです。
当然、その地域の人の生活にも
支障が起きてしまいます。
交通の便だけを見ても
圧倒的にいつもの状況では
不足しています。
便を増やそうにも
運転手がいません。
コロナでタクシーやバスの運転手も
仕事を辞めた人も多かったでしょうし
高齢の方が多い事業で
感染を懸念して、仕事を続けることを
諦めてしまう人がいても当然だったでしょう。
一度離れた職員を復帰させることは
難しいらしいです。
時給を上げ求人しても
人が集まらないということですから
経営者は、悩んでいると思います。
インバウンド需要が高まっても
実際、応えられないという現状は
チャンスを無駄にしているようで
何とかコロナ渦での赤字を
回復させてあげたいと、
もどかしさを感じます。
でも、観光地は人が多く集まることばかりでは
充実感や楽しめることにはならないですよね。
京都の街が、人でごった返しになっているのは
残念に見えてしまいます。
ゆっくり、静かな空間があるから
観光地の魅力が引き出されていることもあるし
訪れた人が行ってよかったと
本当に感じられることで
リピーターにもなるわけです。
もうあんな経験はこりごりだ。
VR観光で充分だなんて
思われたら、また現地の産業は
成り立たなくなってしまいます。
適度な活気とサービスの充実
利用者の満足度のバランスは
どの業種でも大事な部分ですよね。
私も、小さい事業ですが
そのバランスを意識して
やっていきたいと思います。
