石鍋てるみです。
昨日は父の日でしたね。
うちの父は、不在でした。
お休みの日には
地方の方へ米作りに出かけていくので
昨日もそうだったと思います。
お互いに自由人なので
どこで何をしてるやらっていう感じの
夫婦です。
子どもたちも寝る頃になって
「今日って父の日だったんだ〜」って
たった一人末っ子が呟いただけでした。
ということで、今年も
特に父の日らしいこともなく
静かに日付は変わったのでした。
先月の母の日も
同様に過ぎた我が家。
親に感謝って改まってできるもなのか?
この歳になった私でも
親に感謝を伝えるなんて
とても、他人行儀な感じでできない。
口に出した途端に
薄っぺらくなりそうで
簡単に言えないというような
抵抗感がでてきてしまう。
この気持ちって何なんでしょうか?
親に対しては、感謝とは違う表現が
あるような気がしてなりません。
親になって逆の立場になっても
感謝されるようなことは何もできてないし、
もはや、当たり前のことしかやってないわけで
もしも、感謝の言葉なんかかけられたら
本当に複雑な気持ちが芽生えてしまうと思います。
特に、その日にちが決まっているなんて
もっと、不自然な気がして
絶対にこの日にプレゼントなんかできません。
こんなふうに考えるのは
まだ精神が未熟なんでしょうか。
みんな、どんな気持ちで
親にプレゼントしたり
感謝の言葉を言ったりしているのか
気になります。
とにかく、変なところに自意識過剰だったり
羞恥心や抵抗感を強めてしまう私なので
こういうのは苦手。
ちょっと、出かけ先で
いいなと思ったものを
親に買っていくとかは
できるんですけど”あえて”が無理。
きっと、こういうところが
子どもにも移ってしまったんだなと
昨日は特に思ってしまいました。
パパは私と違って
今年も寂しさを感じていたかもしれません。
子どものことを心配することなく
自由に好きなことをやれてることが
子どもからのプレゼントだと
いつも私は思っています。