石鍋てるみです。
赤ちゃんに触れ合っていると
いろんなタイプのお子さんに出逢います。
今までの経験から
大体の発達の進み具合や
その子の得意なこと、
興味があること
嫌いなことなど
短い時間の中で大まかに
把握することはできます。
ここは、一時保育ですから
継続的に関わることは難しいのですが
それでも、子どもの伸びる力はものすごくて
一つの未経験だった刺激を受けることで
大きな変化が見られる場合がよくあります。
6時間以上のご利用があると
帰宅した後のお家での姿が
違っていましたという声を
いただくことがあります。
それは、目の輝き、顔つきが
変わって見えるというところから
気がつく場合もありますし
運動面での伸びとして
見える場合もあります。
たった1日数時間の環境の変化が
子どもの休んでいた神経回路を刺激して
眠っていた能力が表面化することが
あるのです。
そのくらい、子どもの成長は早いですし、
一瞬のきっかけで大きく変化することが
あるということでは、
本当に数時間でも子どもにとっては
貴重な時間です。
大事にしないといけないなと思います。
先日も、横に寝かせれば
いつまでもそのままでいるか
泣いてしまうだけだった子が
コミナスキッズから帰宅した夜
寝返りをしようと自分から
身体をよじる姿が見られて
驚いたというママが連絡をくれました。
おむつ替えの時も
なされるままで、
動こうともしなかったお子さんが
身体を捩って動こうとするので
お世話しにくくなったと
笑い話で聞かされたこともあります。
お世話しにくくなったというのは
一見ママにとっては
大変な悪いことのように感じますが
子どもの発達面からすると
喜ばしいことで
自分の体を自分の思いのままに
動かす練習を始めたということですし
動きたいという欲求、意欲が
芽生えた証拠でもあります。
私から見ると、おとなしく
手がかからない子の方が
発達の遅れはないか
どこか、課題が隠れていないかと
気になるほどです。
子どもの意欲、発達を邪魔しないような
保育を意識していきたいと思います。
