石鍋てるみです。
毎週水曜日の夕方は、
仲間とのウォーキングをしながら
道端のゴミを拾うのですが、
タバコの吸い殻や
マックの食べ終わった包み紙などが
植え込みのなかに毎回見つけることが多くて
ポイ捨てがまだまだ多いのを感じます。
近所の整骨院の開店前には
毎日従業員のかたが近所を歩いて
ゴミ拾いをしてくれています。
公園の周囲もいろんな人が
ボランティアでゴミを拾ってくれているのを
よく見かけます。
これだけの人が、毎日ゴミ拾いをしているのに
毎日ゴミがある。
ひどいときには、
拾っている私たちの目の前で
植え込みの中に見えないように
捨てている人も見かけます。
木の枝の間に空き缶を隠すように
捨ててあるのを見たときには
隠すくらいだから、
捨ててはいけないというのはわかっているんだよねと
感じてしまいます。
『ゴミを捨てることはいけない』
一つ目は
これをわかっていても、ポイ捨てしてしまう。
誰も見ていないからポイ捨てしてしまう。
自分くらい、ちょっとならいいか。
今、持ち帰れないから仕方ないか。
ポイってゴミをその辺に捨ててしまう行動をとる人。
一方２つ目は
これをわかっているから、ポイ捨てしない。
誰も見ていないけど、ポイ捨てしない。
今、せめて自分が出したゴミはゴミ箱までは持っていこう。
ゴミを捨てずに、自分の出したゴミは自分で始末する行動をとる人。
そして３つ目は
これをわかっているから、ポイ捨てしない。
見ていないけれど、気がついたゴミは拾って綺麗にしよう。
地域が綺麗で、みんなが気持ちよく過ごせるようにしよう。
自分のことだけでなくて、周囲の人のために行動できる人。
人それぞれ、いろんな理由を考えて
自分の考えを肯定するから
それに従った行動をしていくわけです。
私は、３つ目の
周囲のために行動できる自分を理想としていますが
いつもは自分のためだけに行動することがほとんどです。
道端のゴミを見かけても、気になるけれど、
今はゴミ袋も持ってないし
拾っていけないやって
見て見ぬ振りで通り過ぎることがほとんど。
そんな自分の時は心に靄がかかります。
そんな自分ばかりだと、
自分のことが好きになれないし
自信もなくなりますし、
どこかすっきりしない後ろめたさを
感じてしまいます。
そんな自分でも、
昨日のような活動に参加すると
その気持ちが相殺されて気持ちが良くなります。
自己満足であっても、
自分にとって正しさを感じること
楽しいこと、嬉しいことを
行動する時間を取ることで
自分自身の気持ちが楽になるのです。
澱んだ気持ちが、綺麗になると
心の波動が上がると言われますが
それを本当に実感できます。
ウォーキングに集まる人たちは
気持ちがいい人ばかりです。
波動が高い人が多いのでしょう。
ゴミがあっても文句を言いながら拾う人はいません。
みんな楽しんでやっています。
ゴミを捨てる人のことを
ひどく言ったり、責めるような人もいません。
そういう人もいるよね、
こんなところにこんなゴミが隠されてたよって
いうくらいの感じで、淡々とゴミ拾いをしています。
みんなで道を綺麗にしている自分
仲間と一緒にそれができる自分を
楽しんでいます。
この時間は、自分の心の靄を相殺する大事な時間。
ここに来ると、そんな人たちに会えるので
毎週この日が楽しみなんです。
だから、この活動は続けたいし、
もっとこう言った時間を増やしたいと思うのです。
