コミナスブログ 支援者の心構え

親の苦手を子どもに伝えないためにできること

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

先日、近所のお花屋さんのおじさんから
いただいたカブトムシが
今朝も早朝からガサガサ動き回っています。


今日、コミナスキッズの利用者と一緒に
マットの入れ替えをしてみようと
計画しました。

都会では、なかなか見かけることがなくなった
カブトムシ。

図鑑で見るだけでなくて、
本物の生き物に触れて欲しいと
考えています。



昆虫は苦手というお母さんもいますね。
ゴキブリを見かけて時に
『きゃー!』なんてお母さんが叫ぶと
子どもにも、ゴキブリは怖いものと
インプットされてしまうことが多いです。

昆虫は苦手、気持ち悪い、
怖いなど思っていると、
それが伝わってしまうものです。

それでも、昆虫好きな人が
優しく昆虫を愛でる姿や
上手に接している様子に触れることで
子どもの中にもう一つ
昆虫への感じ方の引き出しが
増えるきっかけができます。

そんなふうに、
一つのものの見方だけに
終わってしまう環境ではなく、
他のものの見方にも触れる環境を
増やして欲しいと思います。

子どもの心は真っ白なキャンパスだと
思ってください。

親は自分と同じ色を描いてもらった方が、
都合が良かったり、安心だったりするので
同じ色に塗って欲しくなってしまいます。

でも、子どものキャンパスの持ち主は
子ども自身のものです。

周りにある人のキャンパスに描かれている色、
形のどれを選んで描いていくかを選ぶのは
子どもの仕事です。

親は、レパートリー豊かないろんなキャンパスを
子どもの周りに置いてあげることを
意識してあげればいいのです。

そして、親が嫌いな色、苦手な色を
塗ってしまっても、それを見守ってあげること
認めてあげることが親の仕事です。

今日も、昆虫が苦手というお母さんがいましたが
そのお母さんの子どもがカブトムシに
どんなふうに接するのか反応を見守って
もらいました。



興味津々に手を出して触ろうとする姿に
ドキドキしながらも
楽しく見守ってくれて
子どもの新しい一面が見れたようです。


多くの人が子どもに関わることで
いろんな価値観に触れる機会が増えます。

こんな経験を大事にしていきたいと思います。

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