コミナスブログ 子どもの発育と発達

子どもの甘えへの応え方

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。

子どもから、
『ママこれやって〜』
『できない〜』といわれる場面って
よくありますよね。

そんな時、『はいはい』って
やってあげちゃうと
甘やかしているように感じるし
子どものいいなりになっている気になって
反省してしまいます。


今度は逆に、子供をしっかり自立させたい
自分でできるようにさせないと考えて、
『自分でやりなさい』って
突き放してしまうようになってしまって
これもまた、良くなかったかなと
反省したものです。

子どもが甘えてきた時、
助けを求められた時の対応は
親心を揺るがします。

子どもの自立を助け、
さらに自己肯定感を高めるための
関わり方についてお伝えします。

自立という中には
すべて自分でやれるようになることは
当然含まれますが、
人に聞く、頼る、できることをシェアするという
他人との共存ができることも
大事な自立の要素だと思います。

人は一人で生きているわけではありません。

お互いに助け合いながら、
一緒に生きているわけです。

『ママ、これやって〜』って
協力を求めた行動は
とても大事な成長の証です。

人に聞くこと、頼むことが
いけない事だと思わせずに
何ができないのか、
どこを手伝ってほしいのか
よく聞いてあげましょう。

そして、ささっと
大人がやってしまうのではなくて
できない部分、自信のない部分について
見本をゆっくりやって見せてあげましょう。

ポイントの部分だけでも
ゆっくりと進めて
わかりやすく見せてあげます。

そして、最後の『でーきた』の
締めの部分は、
子どもに任せるようにします。

靴が履けないといった場合でも
足を入れて、踵を入れ込む瞬間は
子どもに任せます。


途中の経過はゆっくり見ることで、
少しわかったかもいう感触と
最後は自分でできたという
成功体験を経験することで
次もまた同じような境遇にあったときに
やってみようという気持ちが生まれてきます。

この繰り返しが、自己肯定感を育ます。

子どもにやってほしいといわれたことを
そのまま、まるまる変わって
やってあげてしまうことや
自分でやりなさいと、
突き放すのではなく、
子どもの少し前を示していきながら、
最後の手柄を子どもに委ねる。

こういったバランスが大事になります。

何度も、正しいやり方を学ばないと
自信を持って自分でできるまでに
マスターできない子もいます。

『この前教えたでしょ』って
言いたくなる時もありますが、
子どもが親を頼りにしてくれるのは
そう長い期間ではありません。

甘えてくれるうちは
何度もサポートしてあげてください。

コツは、子どもができたという気持ちで
終われるようなレベルに
ゴールを合わせることです。

泣かせて終わりにならないように
子どもが気持ち良い結果で終われるように
意識してみてください。

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