シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
昨日関東でまた地震がありましたね。
何だか最近地震が増えているように感じます。
昨日くらいの震度では、
またきっと大丈夫だろうと
慣れてしまっているのか
慌てる人も減っている気がします。
異常な事も、何度も経験しているうちに
それが当たり前になって
違和感がなくなってくるものです。
子どもの健康についても
同じです。
例えば、かなりひどい肌荒れがあっても、
うちの子は肌が弱いと思い込んで
それを受け入れてしまっている
お母さんがいます。
肌が荒れて痒がっているのが
この子のいつもの状態だと
受け入れてしまうのです。
このように悪い状況に慣れてしまうと
肌荒れが改善しないのに
同じクリームを塗り続けて、
処置した気になってしまうことって
よくある状況です。
血が出るほどかきむしっている子どももいて
お母さんも当然知っているのですが、
『この子は毎年こうなっちゃうんですよ』
『クリームもらってつけてるんですけどね~』
と言って困った顔をします。
効果がない処置を繰り返していて、
その効果を正しく評価できずに、
異常が続いていることを放置してしまい
これがいつものこの子だと
違和感がなく受け入れてしまっている
状況です。
肌荒れがあるという状況は異常だと
正しく判断できる目をもっていれば
対応することがもっと他に見えてきます。
食事を変える、使用洗剤を変える
清潔行為を見直すなど、
子どもの肌の改善にむけての
対応はたくさんあります。
悪い状況に慣れてしまうのは
上手に健康管理ができない原因に
なります。
親が子どもの健康状態のイメージを
高く持つことで、
子どもの健康度は増していきます。
肌荒れになったら治療するという、
後手の対応ではなくて、
肌荒れが起きない方法を考えるといった
先手の対応を心がけていきましょう。