コミナスブログ 日常からの気づき

環境問題に意識を向けよう

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シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。


今朝は、早くから映画を見に行っていきました。

見た映画は、「MINAMATA‐ミナマタ‐」です。


伝説の写真家ユージン・スミスと

当時の妻アイリーンが、1975年に発表した

写真集「MINAMATA」の映画化されたものです。


ジョニー・デップが、プロデュースと主演の

ハリウッド映画ですが、

日本の【水俣病】をテーマにされたものということで、

興味があって観てきました。



ジョニー・デップは、

【パイレーツオブカリビアン】や、

【チャーリーとチョコレート工場】での

イメージがあって、このような、シリアスなテーマを

どのように演じているのかも興味津々でした。

報道カメラマンのユージン・スミスを、

ジョニー・デップが演じているのですが、

自然な演技で、本当に公害問題というテーマが

しっかりと伝わってくる、いい映画でした。


ジョニー・デップの、自然な人間性が感じられる

新たな素敵な面が発見できました。



【水俣病】といえば、

工業排水が、海を殺し、魚を汚し、

水俣に住む人々が、水銀公害によって

健康被害を受けたものだということは

知っていました。


でも、今回この映画を観て、

戦後の高度経済成長下で雇用を生み、

新しい資材開発を行う企業側と、

そこで、被害を受けた人々、

闘った住民のことを知ることができました。


日本人でありながら、

この問題はすでに解決したこと、

過去の出来事だと思っていた自分が、

全く無知だったと気づきました。


今も水俣病問題は解決していないこと、

それを正面から取り上げた映画で、

事実に基づいて描かれていますから、

公開に際しても

いろんな摩擦があるのではと思います。


日本人が、制作するべきテーマでは?とも

思いましたが、

ハリウッド映画として制作され、

写真家が主人公ということで、

重いテーマであっても、感情的にならずに

不思議な暖かさを感じる映画になっていると

思いました。


日本人の俳優も、大物ぞろいで

音楽も坂本龍一ということで、

日本人が中心に描かれているのも、

洋画と邦画の枠を超えた作品で、

不思議な感触でした。


公害の原因や、責任を突き止め、

被害者を理解しよう、助けようというような

激しいメッセージではなくて、

もっと深いところで、

この悲劇を繰り返してはいけないと

しみてくるような、感覚がありました。

今だからこそ、

この映画が公開された意味があると感じました。


既に、ユージンさんは亡くなっているようですが、

アイリーンさんは、現在も

NGOグリーンアクション代表を務める

環境活動家です。


世界中に、このような問題はたくさん起こっていて、

現在進行形です。

日本でも原発問題は、印象に新しいです。


急激に健康被害としては感じにくくても、

添加物や化学物質による影響も、

公害といっていいと思います。


利害関係の裏側には、公害問題のように、

生き物の命を脅かすような出来事が

隠されていることを、私たちはしっかり理解し

見極めていかないといけないと思います。


生き物が安心して過ごせる地球を

壊すことも、作ることもできるのは

人間だけだと思います。


これを機会に、環境問題を

学び直したいと思いました。

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