コミュニティーナースの石鍋てるみです。
月末は、忙しくなります。
書類をまとめたり、
翌月の準備など、細かい事務仕事が
たまっていきます。
自分の行動を振り返って
来月の予定を計画することも
しっかり落ち着いてやりたいのに
気持ちが集中せず
考えがまとまりません。
考え始めると
やり残していることが次々浮かんできて
結局、何から手をつけていいのか
迷ってしまい、
ちょっとイライラしてくる自分がいます。

こんな状況になってくると
私の不調のバロメーターである
部屋の散らかりが目立ってきます。
先日、医師の小林弘幸先生の
YouTubeが流れてきて
ちょっと反省したことがありました。
いろんな物事に迷うこと、
例えば、今日何を着て出かけようと迷って
クローゼットを眺めていたり
出かける前に鍵やスマホなどの
探し物をして焦ったりして
ちょっとイライラする状態は
自律神経を乱す原因になるというお話でした。
そして、乱れた自律神経は
正常化するまで2.3時間以上時間を要するそうです。
私の今日の状態は
この自律神経が乱れている状態だと感じました。
体の緊張感が高まっていて
気づくと呼吸は浅く、止めている時もあるし
頭が酸欠になっているように
ボーッとしたりします。
机の上には、手をつけ始めた書類や
メモ、領収書、読みかけの本
パソコン内もファイルがいくつも並んでいます。
椅子に座ると、一気にいろんなものが目に飛び込んで
何から始めようって
迷うところから作業が始まります。
いざ、決めて始めようとすると
お気に入りのボールペンがない。
探し始めて、すぐに見つかっても
またやる気がくじかれて
そして、ちょっとイライラしていて
血圧も上がりそうです。
このままだと、睡眠も浅くなって
夜中何度か起きてしまうことも始まります。

小林先生のおすすめの対処法は
片付けをすることだということでした。
小さな引き出し一つでも
カバンの中でもいいので
毎日少しの時間不要なものを捨てて
必要なものを並べる。
これを繰り返すことで
心身ともに整い、自律神経も安定するということです。
確かに、綺麗に片付いている場所を
目にするだけで、
心がスッキリする経験は誰にでもあると思います。
必要なものを必要な分だけ持って
あるべき場所に整えて片付けておくことで
探し物もなくなるし
いちいち迷うことも少なくなると思います。
まず手始めに10分だけ
机の上を整理しました。
今優先してやる仕事に関する書類だけ
机に残し、
あとは、バックヤードに送り込みました。
目の前に、今取り組むべきことだけが目に入るので
ちょっと、頭の奥の方の重みが
軽減された感覚になりました。
これだけ、不要なものから
影響を受けていたんだと実感できました。
小さな断捨離。
1カ所片付けられたら
少しやる気も出てきました。
小林先生が伝えていたことは
こういうことかもしれません。
自律神経の乱れが起こってくる中高年は
特に、身の回りをシンプルに片付けるだけでも
健康を維持できそうな気がします。
逆にこれができなくなったら
自律神経が乱れてると
思っていいかもしれません。
小さな片付けのルーチンを
取り入れていきたいと思います。