石鍋てるみです。
今日は、七夕ですね。
星空が綺麗に見えるでしょうか。
織姫と彦星が
一年に一回会うことを許された日という
ロマンティックな日です。
この類の話は苦手。
気恥ずかしくなってしまいます。
ロマンティックな状況とは
縁がなくなってしまった私ですが
七夕の日くらいは
そんな気持ちを思い出すのも
これからこそ大事かもしれません。
高齢者と接してきた中で思うのは
やはりこう言ったロマンティックな気持ちを
どこか忘れていない方は
ボケている人も少ないし
元気だったような気がします。
あくまでも、私が接してきた経験での
印象にすぎませんが
年齢に関係なく、オシャレに気を遣って
いつも綺麗にしている人や
可愛いものが好きとか、
あの俳優さんが好きとか言ってる人は
気持ちが元気です。
こういう人は
どこかロマンティック。
現実的なことを考えているばかりじゃなくて
ちょっと、理想、夢の中にいる時間を
持っている感じです。
未来に生きているというのか
もしも、こうなったらどうしようというような
発想を持って生きている気がします。
今日、誰かに会った時に
綺麗にしてるねっていわれたいから
おしゃれしている84歳の女性。
男性でも、胸元に素敵なブローチをつけていたり
ハンカチを覗かせていたりして
とっても感じがいい人がいました。
そういう人の姿を見ると
自分もこんなふうに歳を重ねられたらいいなって
憧れてしまいます。
もう、今の自分はすでにそのかけらもない。
おしゃれすること自体が恥ずかしい。
自分なんておしゃれしても
痛い人になるだけで
もう、誰も見ることもないしねって
どこか思っていて
理想の高齢者には近づけそうにありません。
でも、ここのところ
少し変わり始めた気がします。
ゴスペルのステージの時に
そんな私をみかねた友達が
メイクを担当してくれるのですが
日頃メイクしないこともあって
メイク後の私をみんなが可愛くなってるよ〜って
褒めてくれるので
ちょっとずつ調子に乗ってきました。
お世辞だとは思っているのですが
褒められるとやっぱり嬉しいし
自身がついてきますよね。
顔の作りが地味なのは仕方ないけれど
変身するのが楽しくなってきました。
この調子で、年齢を重ねるごとに
メイクやファッションに目覚めていくのも
楽しいかなって思い始めてきています。
あとは、心にちょっと
ロマンティックな思いを持てば
だいぶ変わるかも。
現実主義者の今までの私に
少しロマンティックを足せることを望んで
星空を眺めたいと思います。
