石鍋てるみです
パートタイマーで働く予定の
お母さんが、第１希望の認可外保育園に
入れたと言っていました。
この地域では難関の１歳児からの入園です。
とにかく、このお母さんは
認可保育園を希望するのは
初めから諦めたということでした。
過去の保育指数を見ても
夫婦とも正規雇用者で共働き
核家族というほぼ、満点の指数であっても
認可保育園の１歳児では
人もいるという状況を知って
第１希望から認可外保育園にするという
方法を選んだようです。
それが功を奏したかどうかは
わかりませんが
少なくとも、認可保育園がダメだったから
次は認可外で探すという人よりは
入りやすかったのではないかと思います。
無認可保育園では、
施設が保育料を自由に設定していますから
保育料が高くなるということが
考えられるので第一選択にしにくい面が
あるかもしれません。
近年は認可外保育園も
「幼児教育・保育の無償化」の対象となってからは
その負担もだいぶ軽減されたように感じます。
認可外保育園の場合は限られた金額までが
無償化の対象になっています。
3〜5歳児までは月額3.7万円（全国平均額）
までの保育料が無償です。
0〜2歳児では、住民税非課税世帯を対象に、
月額4.2万円までが無償になります。
この限度額を超える部分と
おむつ、ミルク、給食代などは
別途料金がかかる場合が多いですので
その分がどうしても出費となります。
この部分が経済的に可能であれば
待機児童になってギリギリまで
困るよりは
認可外保育園を第一選択肢にすることも
いいのではないかなと感じました。
でも、やはり認可保育園よりは
お金がかかります。私も末っ子を０歳児の時
数ヶ月間認可外保育園に通わせていましたが
毎月８万円くらいかかっていました。
フルタイムで働いてましたから
全て自己負担ということになっていました。
なかなかの負担ですよね。
それでも、職場復帰は
早くしないといけないと思っていましたし
自分のやりがいでもあったので
その時のお金だけで考えれば
何のために働いてるんだとなりますが
子どもは、大きくなっていきますから
その期間は一時的ともいえます。まだ、これから出産前の女性には
自分の育児、仕事の上で
選択肢を広げていくためにも
資金を蓄えておくことをお勧めします。
育児サービスはたくさん用意されてきています。
ただ、何を利用するにもお金がかかります。
お金があれば、乗り越えられる問題も
実際にはあると感じています。
仕事との両立で一番大変なのは、
おそらく、乳幼児期。
多く見積もっても
子どもが10歳になるまでです。
この期間に起こる困難を
お金で解決できるサービスを使って凌ぐ事ができれば
仕事でのキャリアを積み上げていくことが
できるかもしれません。
そうはいっても
資金を確保するのは
現実には大変なことです。
その場合、自分の子育てを支援してくれる
ネットワーク、人間関係を
自分たちで作っていくしかありません。
お金を介さないお互い様の
助け合いの関係を多くつくれたら
いいと思いませんか？
これからは、そんな関係性の中で
育児をしていくのが
流行になるといいなと
個人的には思っています。
育児にはお金がかかって当たり前という
考え方がなくなる社会に
なってほしいと思っています。
