シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
昨日は風が強くて、
公園で落ち葉が渦を巻いて
飛ばされている中を、
子どもたちがはしゃいでいました。
きっと、ものすごい嵐の中にいるように
感じられると思います。
ちょっとの、怖さが楽しいんですよね。
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ゴーッていう 大きな風の音と
落ち葉が自分の周りに吹き荒れて
目も開けられない状態なのに、
興奮状態で大爆笑しています。
少し怖いことにワクワクしてしまうのは
本能だと思います。
その、ちょっと自分の能力を超える領域は
どの程度の物なのかは
その子どもにしかわかりません。
大人が障害物を用意して
やらせようとしても、
そこにチャレンジしようとするか
しないのかは、子ども自身の感覚で
決められます。
自分でまだできないと
全く自信がないことには
挑戦しようとはしないものです。
逆に、自分には簡単すぎるものも
興味が薄いため、
意欲的にやろうとはしません。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/11/22469050_s-300x200.jpg)
まだ、一人じゃ無理じゃないかなと
大人が勝手に判断して、
チャレンジしようとする子どもを
制止してしまう場面を時々見かけます。
大人の方が、危険を予測して
回避させようとしてしまうのです。
でも、傍で見守っていると、
子どもは自分の能力を考えながら
工夫して注意深く取り組んでいる様子を
見ることができます。
無理だと思ったことも
意外とできてしまうこともあります。
できなかったとしても、
そのギリギリまでやろうとして、
駄目だと思った時には、
助けを求めることもできます。
![](https://terumi5.com/wp-content/uploads/2021/11/1041732_s-300x200.jpg)
それを、何度も繰り返しながら
最後には自分でできたという
達成感を味わう時が来ます。
このように、少しずつ
自分を試しながら、じわじわと
できるようになる過程が
とても大事です。
一足飛びに、克服できることよりも
試行錯誤して成長してきた子どもは、
大きなけが、失敗をすることが
少ない傾向があります。
障害物に対しても、
大人が、高いところ載せてしまったり、
手助けをしてできるようになったことは
ちょっとしたところで、
判断ミスを犯してしまいます。
子どもが自分で見つけた
ワクワクする、ちょっと怖い経験
危険を感じる経験を
じっくり楽しめるような時間を
大事にしてほしいと思います。
怖かったけど、自分で乗り越えられた、
少しけがはしたけれど、
やり方が分かったというような経験が
チャレンジする気持ちを
育てていくと思います。