コミュニティーナースの石鍋てるみです。
昨年、初めて血圧値高めに出て、
その数値が気になっていました。
年齢に応じて血管の老化もあるので
血圧は高くなるものだとは思っているので、
ある程度の数値は生理的なものだと
思っているのですが、
やはり健診では指摘事項になります。
案の定、測定値は高め。
3回中2回が収縮期血圧が
140を少し超えてしまいました。
拡張期は70台ですが、
高血圧患者の仲間入りかと思うと
やはりショックです。
友達に話したら
「ストレスじゃないの?ゆっくり休みな」って
言われました。
高血圧の原因に確かにストレスもあるけれど
それなりに気をつけている
はずなんだけどなんで?という感じです。

本人的には、辛くもないのですが
父親も心臓疾患で
家系的に見ても心臓疾患での死亡者が多いです。
母方も、高血圧が多く
治療しています。
私もそのリスクは高いと思いながら
注意して生活しているつもりなんですが
更年期過ぎてからは
コレステロール値も上昇しています。
生理的な変化とも言われてますが
やはり健診で正常値から外れてしまうと
気になるものです。
高血圧の診断基準は
日本では、年齢に関わらず
血圧値の正常値が一定で、
その数値は、最近変わりました。
高血圧の基準は家庭血圧で 135/85mmHg 以上、
診察室血圧では 140/90mmHg 以上と定義されています。
正常血圧の定義は家庭血圧で 115/75mmHg 以下、
診察室血圧では 120/80mmHg 以下とされています。
外国ではお薬の使用については
24時間測定をして、
1日を通じての変動を確認してから
かなり慎重に開始するものですが、
日本は簡単に開始されている印象が強く、
飲み始めたらずっと飲み続けるものというのが
当たり前になっている気がします。
これだけ、情報があるのに、
国によって治療の基準値が違うのは
医療を受ける側として不安があります。

血圧というと拡張期血圧にも、
注意がはらわれるべきなのに、
収縮期血圧ばかり注目されているような
ところも納得いかないところです。
私が臨床に出ている時、
血圧のお薬を内服している方は多くいましたが、
下げ過ぎではないかな?と
思われる人もたくさんいました。
高齢者で、収縮期血圧120台ときくと
血圧値は正常ですが、
血液循環は大丈夫?って心配になりました。
血管は硬くなっているはずなのに
この圧力で脳や、抹消血管まで
しっかり血液が巡っているのか?
やはり、高齢者と若者では
血圧の読み取り方が違うはずだと思います。
そんなことを言っていても、
やはり私の現実は
高血圧になり始めてるわけで、
生活習慣の反省をしなくてはいけません。
少し気をつけてはいる方だとは思っていますが
これまで、大きな病気をしたことがないので
どこか自分の健康を過信してしまっています。
今も全く自覚症状もないので
血圧測定しなければその変化を知らなかったで
済みそうな感じです。
現実はしっかり把握しとかなくてはいけません。
とりあえず、今日勧められた眼底検査を受け
全く異常がなかったので
治療の必要はないという結果になりましたが
予備軍として気をつけなくてはいけません。

とりあえず、毎日測定は始めようと思います。
そして、運動を今より増やすこと。
食事内容も、塩分控えめ、
カリウムなどミネラル補給を
意識したいと思います。
身体は正直です。
老化は着実にやってきてます。
身体を丈夫に長持ちさせるために、
自分でできる改善策は
頑張って取り組みたいと思います。