石鍋てるみです。
今日は救急の日ですね。
地域でもAEDが設置されていますが
いざという時に
どれだけの人が使えるのか
考える時があります。
今では、小中学校でも
救命救急講習会を開催するところも
多くなっているようで
身近に救命という意識を持っている人は
多くなっていると思います。
講習のように
役割や、AEDを使用するという
設定自体が決まっている場合は
比較的指示通りに行動することは
練習を繰り返せば難しいことではありません。
難しいのは、
自分が責任を持つことを
受け入れる勇気と覚悟を
持つことだと感じています。
看護師の立場でいる私は
勤務中に起こる救命は
仕事ですから
その場に当たってしまったら
自分が責任を持って動くということは
当たり前だと思って実行できます。
けれども、これが
フリーの立場で、プライベートでの
外出先だったりすると
ちょっと躊躇してしまう自分がいます。
誰もいなければ自分がやるしかないですが
その他大勢いた場合
誰かに行動して欲しいと
思ってしまうのではないかという
不安があります。
一般の人なら尚更ではないでしょうか。
自分の立場や他人の目
責任の重さ、もしもこの人を救えなかった時の
痛みなどを一気に引き受けて
自分が行動するという勇気は
なかなか持てないのではないでしょうか。
その場で勇気を持って行動するのは
並大抵ではないでしょう。
勇敢に救命活動を行った人の
お話はニュースなどでも見かけますが
本当に、素晴らしいことで
頭が下がる思いです。
自分の心の中の正義に嘘をつかずに
すぐに行動に移せる人でありたいです。
道具も知識も資格も
行動に繋げられなければ
ただのお飾りにすぎません。
いざという時に
すぐに勇気を出して行動できるように
最低、講習内容は
確認しておきたいと思います。