石鍋てるみです。
9月に入りました。
防災の日ですが、台風10号が停滞していて
各地に大雨による被害が続いていますね。
日本の地形が崩れてしまうのではないかと
思うほどの土砂崩れ。
空気が蒸れていて
感染症の流行も心配です。
今年の防災の日は
実践になりそうです。
それでも東京は朝のうちは
綺麗な青空が見えてました。
いつまた雨が降り出すかわからないので
アルバの散歩も
この隙を見てたくさん歩いてきました。
少しの晴れ間が嬉しいです。
昨日は、絵本についての研修を受けました。
保育園に勤務していた頃は
絵本の読み聞かせすることは
たまにしかありませんでしたので
改めて勉強したいと思い受講しました。
子どもの発達年齢にあった絵本の選択法や
読み聞かせの方法、注意点など
講義を受けました。
『一時保育専門託児ルームコミナスキッズ』にも
寄付していただいたものや
自分の気に入っている絵本など
もちろんたくさんの絵本があります。
保育中読み聞かせの時間は
決まっていませんが
絵本に親しんでもらえるように
なるべく保育に取り入れるように心がけています。
いつも読んでいる絵本について
講師の方から解説がある中で
知らなかったことがありました。
作者の意図している構成だったり
文章と絵の関係性だったり
子どもの創造性を広げる工夫だったり
一冊の絵本にたくさんの意図が隠されていました。
ページをめくると
主人公の着ている服が
変わっていることで
その間に、どんなことがあったのか
自由に想像ができること。
いちいち、文章で説明しなくても
絵の変化だけで
背景の物語が浮かぶ仕掛けが
されていました。
説明されてみて、
洋服が変わっていることに気がついた私。
子どもは、そのことにすぐ気づく子もいるそうです。
大人の固定観念があることで
ありのまま見れなくなってしまうんだなって
改めて感じました。
主人公以外の小さく描かれている
ありを見て、
「きっとこんなふうに思っているんだよ」とか
想像する子どももいます。
絵本は、端的な文章でありながら
絵と合わせることで
ものすごく大きなストーリーを
表現できるものです。
何気なく、繰り返し読んでいる絵本でしたが
子どもが、ゆっくり想像できる時間の余白や
1ページごとの感想などを
聞き取る事を意識すると
読む方の楽しさも膨らむと思いました。
大人も小さい頃に読んだ絵本が
まだ読み継がれているものがたくさんあります。
『ぐりとぐら』のシリーズや
『いないいないバー』など
今も子どもたちは大好きです。
うちの子どもも大好きでした。
今年孫ができた私ですが
娘は自分の好きだった絵本を
きっと読み聞かせする事でしょう。
動画が増えていますが
自分のペースで目の前にないストーリーを
ゆっくり想像して
自分の中に独特の世界を作れるというのが
絵本の醍醐味だと思います。
特に幼少期は、このような時間を
大事に過ごしてほしいと思いました。
もっと、絵本を楽しむ時間を
増やしていきたいなと思っています。