シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
今日から5月が始まりました。
もうすぐ端午の節句ですね。
保育園では、子どもたちと一緒に
鯉のぼりを制作して、
お持ち帰りしてもらっていました。
そういえば、区画整理が進んでいる
家の周りはマンションが多いこともあって、
鯉のぼりの姿もめっきり見かけなくなりました。
そういう私も、子どもが初節句の時に
埼玉県加須市の
橋本弥喜智商店(平成28年9月閉店)で
手描きの鯉のぼりを購入したのですが
引っ越してからは飾ることが
なくなってしまっていました。
子どもの成長への思いを込めて
毎年ベランダに飾っていたのに・・・。
子どもが大きくなってからは、
鯉のぼりを飾らなくても
気にしなくなってしまって
それをいいことに、
しばらくほっといてしまいました。
「端午の節句」は奈良時代に中国から伝わった風習で、
その後日本独自に発展してきた行事。
「端午」とは、
「午の月(うまのつき、現在の5月)の最初(=端)」
という時期のこと。
この頃は春から夏へ切り替わる時期で
季節の変化から体調を崩すことが
古くからあったようです。
今でも、5月病というものがあるくらい
心も身体も調子を崩しがちですよね。
古来から病気は邪気によるものと
考えられていたため、
端午の節句には邪気払いとして
菖蒲(しょうぶ)を飾ったり、
菖蒲を入れたお風呂に入って
無病息災を願っていました。
そんな風習が、
だんだんと豪華で華やかになった
江戸時代ごろから、
武家の間でのぼりを揚げるようになったのが
鯉のぼりの始まりのようです。
伝統がある日本独自の大事な行事ですよね。
無病息災という願いということでは、
このコロナ禍には重要な意味を感じます。
伝統行事には守られ続けてきた
深い意味が必ずあるのです。
そういったものを
大切にしていくだけで
健康的な生活を意識して
いけるものだと思います。
これまでの自分を反省しつつ
久しぶりに鯉のぼりを揚げてみようと
思い立ちました。
近所に鯉のぼりがないので
少し見えるところに
出してみようと思います。
自分の子どもはもちろんですが、
近所の子どもたちが
健康に強くたくましく育ってほしいという
願いを込めて揚げてみようと思います。