シンプル育児アドバイザーの石鍋てるみです。
5月が終わりますね。
あじさいの見頃も近づいてますね。
色とりどりの、玉状に咲く花をみると
嬉しくなります。
新型コロナウイルス感染症も
感染力が強く、重症化しやすい
変異株が増え緊急事態宣言が延長されました。
インド株のほか、ベトナム株もみつかり、
どんどんウイルス変異が起き、
感染力の高まりつつあることから、
第4波後の状況も懸念されます。
もう、いつだれが感染してもおかしくないし、
重症化する患者も低年齢化しています。
街中の人々の行動から、
コロナ禍の状況に慣れてしまったように
見えるといわれますが、どうでしょうか？
実は、今月、ユニセフの調査ではコロナの影響で
子どもたちと若者のメンタルヘルスが悪化しているという
結果が発表され、支援の呼びかけがありました。
事実、子どもの自殺者は最高の人数を記録しています。
慣れてしまったのではなく、
現実の不安から逃避しているのかもしれません。
元気なふりをしているのかもしれません。
大人よりも敏感な子どもたちが、
社会の不安定さを感じていないわけはありません。
子どもなりに、言葉にできなくても、
不安感、焦燥感など感じているのではないかと
思います。
子どもがストレスを感じていることを前提にし、
サポートしていく意識を身近な大人が持つことで、
子どものSOSに早く対応できるかと思います。
子どもが、元気がなくなったり、
いらいらしやすくなったり、
困った問題がみえると「専門の方に相談しよう」
自分には難しそうだから、「専門家に任せよう」と
考える方もいます。
たしかに、その方法も重要です。
でも、残念ですが、教育・福祉の現場では、
子ども一人ひとりに行き届いたサポートは
できないのが現状です。
専門家に全面的に任せていては、
子どものサポートはできません。
あなたの子どものストレスを早期に緩和できるのは、
あなたしかいません。
あなたの子どもにとっての専門家は、
あなたしかいません。
もう一度、子どもの様子を見ていきましょう。
いつもと違う様子はないか、関心をもつことで、
いざというと時の変化を感じることができます。
子どもの観察から育児は始まります。
