コミュニティーナースの石鍋てるみです。
インフルエンザの流行中ですが
「サブクレードK」と呼ばれる
変異ウイルスの広がりが報告されています。
A香港型の変異株で多くの人が
まだ免疫を持っていないため
一気に広がりやすいという特徴があります。

現在使われるワクチンは、
この変異ウイルスには対応していないのですが
重症化軽減には役立っているという
結果もあるようです。
私が、これまで発症報告を伺ったお子さんは
予防接種をしているお子さんが多いです。
感染対策としては
手洗いやマスク着用など、
基本的なことをしっかり行うことはもちろん
免疫力を高めるために
しっかり休養と栄養をとっておくことも
大事だと思います。

家族の誰がウイルスを家庭に持ち込むかは
わかりません。
お部屋の換気をこまめにしたり
外出先から帰宅したら
入浴、着替えを早めに済ませるなど
できるだけ家庭内感染を軽減する工夫が必要です。
知人は、子供の発症から
次々と家庭内感染を起こし
完全にみんなが回復するのに
2週間かかったという家族もありました。
そうなると本当に大変です。

個人個人がもう一度
感染対策を見直して
この時期を無事乗り越えてほしいと思います。
