石鍋てるみです。
今朝は寒くて目が覚めました。
雨も降っています。
体調が不安定なので
この気温の変化にはいつも以上に
注意していかないといけません。
今月は、娘が、私の実家に
子どもを連れて行きたいということで
計画しています。
そのことで、今朝、
母から電話が来ました。
「寒いから、風邪でもひかせたら大変
連れてくるのはやめたほうがいいんじゃないか」って。
「長い時間かけてこなくても
毎日写真見てるから
わざわざ来てくれなくても大丈夫だよ」って。
本当に、孫を心配してるのか
来ることが面倒に感じてきたのか分かりませんが、
娘としては、やっと暑さが和らいできた今
おばあちゃんに会わせたいという
タイミングを狙ってのこと。
今日は、確かに寒さは感じますが
まだ、お天気が良ければ
一番気候がいい時期なはず。
遠いといっても、
車で行けば2時間くらいで到着できる範囲です。
もう飛行機に乗って
出かけることだってできる月齢です。
うちの母は、常に心配を抱えて生きている人。
もしもこうなったら大変だと
先々のことが不安で
結局楽しみな計画さえも
辞めてしまったりすることが
多いです。
来年は畑の草むしりが
できなくなるかもしれないから
畑の半分は返却しようとか
映画に誘っても
途中でトイレに行きたくなるから
辞めておくといった感じです。
こんな調子ですから
行動範囲も広がらず
毎日、同じ繰り返しで
1日が終わっている感じです。
自分のことだけではなく、
他人のことも心配します。
そのほとんどが、母が心配しても
どうしようもないことばかりです。
母がコントロールできないことに
勝手にヤキモキして、
そのことを考えただけで
夜も眠れないと愚痴をこぼしています。
「それは、お母さんが考える問題じゃないでしょ。
考えたって、仕方ないことに時間を使うの勿体無いよ」って
これまでも、何度言ったことか。
今では、これが母の前置きになって
「お姉ちゃんには、〜（全文）って
言われるだろうけど、
こんなことがあって、また眠れないよ」って
電話がかかってきます。
こうやって、いつも何かを
心配をしたい人なんだなって
最近は諦めていますが、
やはり、母には
残された時間を楽しんで過ごしてほしいし、
本当はできる可能性があることに
チャレンジしてほしいと思っています。
自分の可能性を、もしもこうなったらという
不安感に潰されてしまうなんて勿体無い。
高齢になって、身体への自信がなくなると
こう言った精神的な部分も
弱まるものかと思いますが
できれば死ぬ間際まで好きなことや
やってみたいと思ったことは
ダメ元でもチャレンジする
生き方をしたいと思います。
母が反面教師になっています。
今はまだ若いから思えることかもしれませんが
ずっと前から、
ピンピンコロリの人生を願っています。
孫に会うということだって
辞めてしまうことは簡単ですが
今の孫に触れられるのは
今しかありません。
どんどん孫は大きくなるし、
もちろん母だって元気でいるかどうか
それこそ保証できません。
迷惑なのかもしれないけれど
押しかけることにしています。
