石鍋てるみです。
昨日の宮崎県の地震は
南海トラフ地震の想定震源域で
地震が起きたと判断されてしまいましたね。
気象庁は南海トラフ地震の想定震源域で
大規模地震が発生する可能性が
ふだんと比べて高まっているとして
「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を
発表しました。
これから数日間のうちに
大きな地震が起こる確率が高まってることから
一層の注意が必要だということです。
東日本大震災は同じような規模の地震の
数日後に起きていることから
同様の流れで大地震になる可能性も
十分出てきたということで
警戒が必要です。
ただ、昨日も書きましたが
この大きな自然災害に対して
私たち人間は太刀打ちできないということも
どこかで受け入れておかないといけません。
例えば最悪の事態として
南海トラフ巨大地震が起きた場合
静岡などは、2分後くらいには
大きな津波がやってくると想定されています。
東日本大震災に揺れは
約3分くらいは続いたことを考えると
地震が起きてから避難するどころか
地震の最中に安全な高台に避難しないと
間に合わないということになります。
これは、地震が起こる前に
すでに安全なところに移動していないと
被災を避けることはできないということです。
他の地域であっても
数分後から数十分後には津波が到達すると
予測されてます。
絶対に、逃げ切れることなんて
不可能で、運に任せるしかないと
ある部分では開き直っている自分がいます。
その反面、私は、東京に住んでいますから、
今回の特に警戒する東海から九州地域からは
離れていますので
不安はあるけれど、心のどこかで
自分はどうにか大丈夫だろうという
気持ちが浮かんでいるのは事実です。
こんな正常バイアスが働くことも
日常を過ごしていくには必要な機能でしょう。
それでも関東もかなりの影響が
あることは間違いありません。
いつもよりも緊張感は高まっています。
やはり昨夜は
もう一度ハザードマップを確認して
避難場所を想定してみたりしました。
これがもし、静岡の海の近くに住んでいたら
今どんな行動をとるだろうかと想像してみました。
実際に、警戒するにしても
いつ起こるかわからない地震に対し
他県に避難することも難しいでしょうし
家族が離れずにいることも難しいでしょう。
結局は、怖いと思いながらも
家具の固定を見直したり
多少の防災グッズを身につけ
いつもの生活を続けるしかないというのが
現状なのではないでしょうか。
自然現象には太刀打ちできない
小さな存在の私たちの無力さを
思い知らされます。
今週末から帰省する人もいるかもしれません。
各地のお祭り、甲子園など
いつもであれば気にせずに楽しめることも
緊張感の中で過ごす人も多いと思います。
1日1日が無事に過ごせることは
ありがたいことなんだと
改めて感じています。
過剰に恐れることなく、
かといって甘く見ないスタンスで
今日を落ち着いて過ごすことに集中したいです。